『大東亜論』第7章のコンテをやっと完成させた。
登場人物の感情の葛藤やユーモアもあるので、
表情も描き込まねばならず、時間がかかった。
だが、また跳ねたかもしれない。
8日発売のSAPIOで主人公の視点を強化させることで、
物語として一回跳ねたが、今回は群像劇になっても
各キャラが活きる方向に跳ねた気がする。
資料がない部分を、史実に矛盾が出ないように、
むしろ史実に説得力を持たせるように人物像を描き、
創作で埋めていく手法を、一歩づつ会得している。
コンテが出来た時点で「これはいける!」という確信を持ち、
興奮する時があるのだが、これが単なる自己満足かも
しれないので、自分自身への疑いは常に
持っていなければならない。
創作は葛藤と閃きと忍耐の連続だ。
ずっとカンヅメだったが、やっとチェックアウトして
自宅に戻れる。
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小林よしのりライジング
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