小林よしのりライジング

慰安婦はゴールドを持って帰っていた

2014/04/15 02:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
 

村山談話・河野談話に未来はあるか?
第55回 米軍調査報告に見る慰安婦の実態(その6)
慰安婦はゴールドを持って帰っていた。

ビルマ・ミッチナの慰安所では、慰安婦が普通の月で
総額1500円程度稼ぎ、750円程度受け取っていたという。

ではこの頃の軍人・兵隊の給料はいくらくらいだったのか?

二等兵は月額6円。

大将で月額550円。

戦地に出征すると戦地手当てがついてこの倍くらいになる。

慰安婦は、相当な高給取りだった。

慰安婦は、陸軍大佐の戦地手当て込みの給料よりも
高収入だったのである!

例によって「謝罪派」は、この「不都合な真実」を
ごまかすために、無理やりな理屈を編み出している。

戦争末期には現地が大変なインフレになって貨幣価値が
暴落しているから、実際はずっと安い給料で
働かされていただの、軍票は敗戦で紙くずになったなどと
言うのだ。

だがそれは慰安婦に限った話ではない。

終戦前後の混乱で財産をフイにしたなどという話は、
当時は誰にでも起こった話なのである。

しかも、そんな状況でも資産を確保した人はいる。

それは個人の才覚次第である。

1942年から44年までビルマで慰安婦をしていた文玉珠
いう女性は、収入を現地部隊の軍事郵便貯金に預けていた。

通帳を紛失したために払い戻しができなかったが、
軍事貯金の原簿が現存していて、
その残高は2万6145円なっていた。

当時は5000円あれば東京に家が1軒買えたというから、
とんでもない大金である。

また、西野瑠美子著『従軍慰安婦と十五年戦争』で取材を
受けたビルマの慰安所経営者の妻は、夫がお金の一切を
やっていたから詳しいことはわからないとしながらも、
みんなずいぶんためていたんとちがう?」と語っている。

なぜかというと、「引き揚げるときに、ゴールドをもって
帰ったって聞いたからね」ということである。

 

終戦前後の貨幣価値の暴落で大損をした人がいたからと
いって、慰安婦が高給取りだったという事実が変わるわけ
でもないし、そんななかでも給与を軍事郵便貯金で内地に
送ったり、ゴールドに換えたりして資産を守っていた
慰安婦もいたのである。

戦争論(帯アリ)

戦争論2(帯アリ)

戦争論3(帯アリ)

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
小林よしのりライジング

小林よしのりライジング

小林よしのり(漫画家)

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細