『大東亜論』を連載のペースに合せず、着々と描き進めている。
この物語の中で、もう安倍政権批判や、
現代の政治評論は出てこないので、
自称保守&ネトウヨ方面は安心するがいい。
だが現在の世界情勢に関係ないかといえばそうではない。
現代は、特に中韓との外交の行き詰まりは、
まさに明治に端を発するのだから、大いに関係があるだろう。
そして現代社会の「個」の崩壊状況も、
明治からの近代化の延長線上で出現した。
『大東亜論』は明治以降の精神史の捉え直しとなるだろうが、
とにかく勉強すべきことが膨大にある。
わしとトッキーで読書して、互いに補完し合うしかない。
作画もスタッフが気合いを入れて描いている。
だがこの作画においても、考証が難しくて、
さくさく絵を描いていけるものではない。
無謀なことに挑戦したのかもしれないが、
もう手探りで描き続けるしかない。
今日から福岡に取材に行く。史料も探して来る。
スタッフは明日から合流する。
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小林よしのりライジング
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