『大東亜論』が東京ではそろそろ書店に並び始めてる頃だ。
安倍首相の靖国参拝に対するアメリカの拒否反応を完全に見誤り、
未だに自称保守の連中はことの深刻さに気付かない有り様。
小泉時代の靖国参拝と、現在では局面が変わってることに
気付かないのだから、恐るべき国際感覚のなさだ。
親米派がアメリカに失望したなどと拗ね始め、
反米派と言われるわしの方がアメリカの気持ちがわかるという
妙な転倒が起きている。
民主党政権と共和党政権の差という言い訳も通用しない。
ましてや安倍首相がオバマ大統領と
親密な関係を築けなどと言ったところで無理。
あの二人は絶対に合わない。
それならいっそ中国や韓国と日本は国交を断絶するか?
それが出来ないのなら、外交をやるしかない。
北東アジアのこの行き詰まり感を見ると、
いよいよ『大東亜論』の意義が大きくなってきた
と言わざるを得ない。
明治以来の近代化の過程で、何が間違っていたのかを学び、
日本人が取り戻すべき価値をこの作品が描いていくことになろう。
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