朝鮮総連本部のビルの競争入札で、予想をはるかに上回る
落札価格を提示したのは、「アバール社」という全く無名の企業だった。
他の入札参加者に圧倒的な差をつけて、
なんと50億1千万円で落札した企業とは何者なのか?
それはモンゴルの企業だというが、今朝の報道ステーションの取材では、
首都ウランバートルの所在地は、単なるアパートの一室で、
8年前から住んでいる女性が出てきた。
完全なペーパー・カンパニーなのだ。
もちろんモンゴル人は誰もこの企業名を知らない。
アバール社は朝鮮総連ビルの再入札が始まる直前の、今年1月に6万円の資本金で
設立したとされている。
モンゴルと北朝鮮は友好関係にある。
多分、北朝鮮当局に、モンゴルが協力し、朝鮮総連ビルを落札したのちに、
総連中央が賃貸契約を結ぶという計略なのだろう。
「AERA」によると、今年3月には安倍晋三首相がモンゴルを訪問し、
4月には拉致問題対策本部の三谷秀史事務局長が訪問、
7月には古谷圭司拉致問題担当相も訪問したという。
さらに安倍首相は 9月末に来日したモンゴル大統領を、私邸に招いて会談した。
どうやら拉致問題解決のために、見返りとして、
日本政府が朝鮮総連を救済しているらしい。
落札金の拠出にも、日本政府が協力している 疑いがある。
拉致被害者は数名帰ってくる、だが北朝鮮の支部残留に日本政府が協力する、
そういう取り引きが水面下で行われているのだろうか?
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