よしりん師範、体調はいかがでしょうか？「ゴー宣」での舌鋒の鋭さを拝見すればもう大丈夫かと思ってしまいますが、季節の変わり目ですので十分お気を付けください。梅雨は気管支に痰が絡む季節ですので。木蘭師範、時浦師範代、みなぼん編集長、スタッフの皆様も配信ありがとうございました。

　私、恥ずかしながら河野談話の全文を今回始めて読みました。談話では確かに、慰安婦問題は「強制連行」の有無が問題ではなく「女性の名誉と尊厳」を傷つけたことそのものが悪であると読め、完全に米韓中の現在の主張どおりでした。第1次安倍内閣当時、安倍がブッシュに河野談話と同趣旨で謝罪したからには、今更河野談話を見直すなどと言えばそりゃ米国は怒るでしょう。安倍はそのことが判らないほどルーピーだったのか、こそっと国内問題として片づければバレないという希望的観測に基づいて言ったのかは判然としませんが、奴の国内ホシュ人気を得るために起こす行動は悉く裏目に出ています。
　良識的沖縄県人である童人さんが書かれた（>>11）「同じ日本人ならば、なぜ怒りを覚えないのか。『お前達にそんなことを言う資格はない』と、なぜ言い返せないのか。きっと所詮は『他人事』だからなのでしょう。その無神経さ、アメリカに媚びへつらう卑しさには、本当に反吐が出ます。」は、政治家・言論人だけでなく、日ごろ忙しさにかまけて忘れがちな全ての日本人の心の奥深くに刺さらなければ嘘でしょう（当然私にも刺さりました）。屈辱の日（4月28日）だけでなく1年中変わらず沖縄の人への疾しさを感じ続けなければ愛国心はニセモノではないでしょうか。
　「お前たちに言う資格はない」は沖縄での数々の暴行事件だけでなく米軍内部でも頻発しており、上層部も頭を痛めているようです。(￣▽￣)の顔文字でおなじみの武藤さんが道場チャンネル掲示板に持ってこられた情報では、米軍内部では1時間に3件の強姦事件（被害者は男女とも）が発生し、そのうち立件・起訴できるのが8％、被害者の65人に1人が除隊後に自殺するという状況らしいです。欧米などの大陸人は戦争に勝ったら現地の女が褒美だという文化のくせに、それをキリスト教の偽善で覆い隠して娼婦制度も許さんと言うのだから性質が悪いです。戦時以外の軍隊ではその攻撃的エネルギーが性的エネルギーとなって内部の弱者に向かうわけです。現在も続く自分達の構造的な邪悪を隠蔽するために過去の日本軍人だけをレイプ犯に仕立てたがり、また現在の日本の政治屋がそれに加担して自分たちの父祖の世代を虐げ、かつ宗主国軍人の基地周辺における性的エネルギー解放も野放しにしているのですから本当に反吐が出ます。
　さて、橋下徹氏は根っからのグローバリストであり、私は彼を全く好きにはなれませんが、ドンキホーテ的性格だけは尊敬に値すると最近考えを改めつつあります。思えば氏の出自に関してマスコミがつついたときそれを全く意に介さなかったことについて、よしりん師範は大した奴だと評価されていました。師範はまたツイッター呼び捨て事件のときも対談なら受けると迫ったり、「これからは政治家を育てなければならない」と仰ったことも関連しているように思います。つまり自民党の自称保守政治家よりも橋下氏のほうがよほど胆力があり、悪しき共同体の中で隷米の洗礼を受けていない分グローバリズムの間違いに気づかせればよほど見込みがあると踏まれたのではないかと愚考した次第です。ただ懸念も2つほどあります。最もヘタレ難いと思われる橋下氏までヘタレてしまったら完全に絶望感が覆ってしまうことと、もしヘタレなかった場合にも、安倍晋三＝近衛文麿の次に立つのが橋下徹＝東条英機となる可能性がなきにしもあらずだからです。日本人の空気の反転の急激さは、悪→正よりも、悪→別の悪となりがちですから…。

　木蘭師範の「ザ・神様」ですが、ビッグでラージでア・ロット・オブ、ビューティホー、ラブ・マイ・イズモ、ハイパーデストローイ…って欧米か！と思わず突っ込んでしまいそうですが、ここはグッと耐えます。スサノオが「Yo!　俺たち筑紫の日向の小戸の橘の檍原生まれ・ヒップホップ育ち！」…なアングララッパーだったのなら仕方がないですよね。レイディー・モクレン、マジ・リスペクト！

　脱グローバリズムすればデストロイ橋下もスサノオ的英雄になれる？