オドレら正気か?、楽しく視聴させていただきました(そして、良識を語られていたと思います）。さて、僭越ながら、番組で出てきた事について１つだけ補足させていただきました。よしりん先生が変異株について言われていました、”N501Y”という名前でございますが、これは、コロナウイルスRNAにコードされている、スパイクタンパク質遺伝子
のアミノ酸501番目がN（アスパラギン）からY（チロシン）に変異しているということを指しているのだと思います（研究の業界ではヒト遺伝病の変異を表記する際にも、同様の表記を致します）。なお、これをイギリス株と言わなくなったのは、「コロナ脳」でも触れられていますが、同じ変異が独立に日本のコロナウイルスにも生じた、ということだと思われます（RNAウイルスの進化は、ヒトの遺伝子に較べてものすごく進化速度が速い為であります）。なぞ、現在名前の言い方が変わってきたのかはよくわかりませんが、確かにイギリスから入ってきたウイルスではないということ、しかしながら日本で増えている変異株は同じような性質を持つ変異株であることを強調したかったからなのでしょうか（でも、この変異がどのくらい病原性変異の性質を獲得しているのかは、よくわかっていないと思いますが）？

ご参考までに