地下人 のコメント

外国人記者クラブでの記者会見震えました。

倉持弁護士の日本におけるambiguity(あいまいさ)スピーチは、
これまで道場で扱ってきたテーマの結実じゃないですか⁉

きっとゴー宣道場に参加していなかったら、
倉持さんと言えど、これほどまでの思想的研磨はしていなかっただろうし、
またあの会見の場で日本の文豪を取り上げることもなかったでしょう。

逆に言えば、道場に参加したからこそ、
日本とは何か、日本人とは何かというところにまで考えを及ぼし(これはリベラル的でない!)、
それを自分の思想領域に結び付けることで、
「この日本における曖昧さこそがリベラルの敵だ」と表明したように思いました。

また、この法廷闘争自体、日本における民主主義や立憲主義を問う
リベラル主義者としての倉持弁護士のやる気や覚悟を感じさせるものですが、
倉持さんのスピーチからは、またそれとは違った匂いも感じられました。

それは夏目漱石を紹介した時に、
「日本っていっちょ前に先進国ぶってるけど、その実は表面上(superficail)だよね」
という皮肉的な内容から来るものなのですが、

これって、それこそ以前同じ場で、
小林先生が安倍の安保法案を批判したときのメッセージ---
日本はこのまま形だけの独立でいいのか---というメッセージ
と通底しているようにも感じます。

その意味で観念論・理想論だけじゃないリベラリズムが
倉持先生によって結実するのを今目の当たりにしているようです。

とにかく、この裁判も、今後の道場もますます目が離せないですね!

最後に、「分からなかったら俺のところに来い!」
と言える小林先生も倉持先生もかっこよすぎます。

では

No.263 44ヶ月前

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