ゆり のコメント

トッキーさんのブログを読んで、以前浅草で人力車に乗ったとき、車夫の方が話してくださったことを思い出しました。
欽ちゃんがまだ貧しかった頃、浅草の踊り子さんのお世話になっていたそうです。
そしてようやく自立できるようになったとき、その踊り子さんにお礼をしようと思い、なにか欲しいものとかないか訊ねたそうです。
そうしたらその踊り子さんは「女の幸せが欲しい」と言って、それを聴いた欽ちゃんは「よし、俺んとこ来い」と言ったそうです。
「それが欽ちゃんの奥さんなんですよ」と車夫の方が話して下さってちょっと感動したのを覚えてます。
そんな奥さんとの最後の日々がそんなことになってしまったなんて…。こんなもの「修行」であるはずが断じてありません!まったく「我慢」する必要のないことです!

昨日の道場、ニコニコで視聴しました。
施先生のお話しはとても興味深く、特に「優しい」の語源が「痩せ細る」と同義とは驚きました!言葉と国民性ってほんとに深い繋がりがあるんですね。

今の日本人は「死者の眼」を忘れているというお話も印象的でした。これを聴いたとき、憲法の議論で出てきた「死者も含めた民主主義」のことを思い出しました。
成程、「死者の眼」を忘れた日本に民主主義、立憲主義が浸透するのは困難だなあと思ってしまいます。
こうやって物事というのはすべて繋がっているんですね。

鹿児島から来られたケアマネージャーの方の質問がとてもよかったです。
お話を聴きながら涙が出そうでした。
本当の生の現場の声だと思いました。
こういう声をこそマスコミは報道すべきでしょう。

No.167 50ヶ月前

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