わしの読者はバランス感覚の良い庶民的保守が多いから、もう「SAPIO」は買ってないだろう。
もちろん『大東亜論』を読むために買ってくれる、ありがたい読者はいる。
けれども多くは単行本が出たら買えばいいと思っているようだ。
仕方がないよ。
わしだって連載していなければ、購読者にはならない。
隔月になったら内容が変わるのかと思ってたら、もっと安倍政権の御用雑誌と成り果てていた。
表紙からページをめくった瞬間に吐き気がしたほどだ。
これはこれで読者がいるのだろう。
「WiLL」や「Hanada」と被っているはずだが、安倍政権マンセー雑誌の一誌である。
隔月では『大東亜論』はさっぱり話が進まない。
無理に話を進めようとしたら、キャラクターが描けない。
そもそも単行本にまとめるまで何年かかるのか?
わしがここで連載している意味があるのかどうか?
疑問だらけである。
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