連投します。
　橋下の番組も見ましたが元復興大臣や「学芸員は癌」の発言を「常識が足りない」とおっしゃられていたことや、久間大臣の原爆投下発言を自虐史観だと不服を唱えられていたのはしっかりと放送されていました。しかし、たとえ尺の都合だとしても、自分に不都合なことは隠匿するのはいかがなものなのでしょうか。
　終始、小林先生が腕組みをされていたのが、印象に残りました。

　しかし、橋下氏は、文化財保存の仕事をどのように理解されているのでしょうか。私は「日本後紀」とか「夜の寝覚」とか、全文現存してほしかったと思っているのですが。今あるものを後世に伝えようとする立場にあるかたがたが、そうしたものに神経質であるのはあたり前ではありませんか。それを、川のライトアップで水都を宣伝した、そうしたことは政治家が決めなければならないと、さも自分が賢者としての偉業をおこなってきていて、学芸員の視野が狭まっているかのように発言される。そういう彼の意見の方が、木を見て、林を見ていないと言えるのではありませんか。

　豊洲市場、石原都知事の方も見ましたが、知事は全部の書類に印鑑を押していられない、そんな暇などないと言われるのなら、天皇陛下の国事行為や公務を見習ってみてはいかがかと思います。