小林よしのりライジング

プレミアムフライデーは庶民感覚ではない

2017/02/19 22:30 投稿

コメント:1

  • タグ:
  • プレミアムフライデー
  • 小林よしのり
 

224日から毎月最終金曜日は15時で社員は仕事を
切り上げる「プレミアムフライデー」になるらしい。
これで余暇が出来た人々の個人消費が増えるというのだ。 

時間ができればカネを使える人は嬉しいだろう。
高給取りの個人消費は上向くかもしれない。 

だが普通に考えれば、時間があっても、カネがなければ
モノは買えない。
旅行なんてもってのほか。 

15時で仕事をやめる分、給料を減らされたら、むしろ
困る人もいるわけで、早めに帰宅したら、妻から
「もっと働いて稼ぎを持って来い」と叱られる夫も
いるのではないか? 

どうせマスコミがスポンサーの顔色うかがって、
「プレミアムフライデー」を謳歌して、消費する客の
様子を流すだろう。
一時的にはそれで個人消費が増えたような錯覚を
持たせるのだろうが、しょせんは賃金・給料が増えなきゃ
消費できるわけがない。 

ただでさえ実質賃金は減っているのに、
「プレミアムフライデー」だから無駄づかいしようと
思うわけもないし、誰もが将来不安で貯金に励んでいるの
だから、意味のない政策ではないか? 

もっと働いて、もっと貯金したいのに、働くことが悪の
ように操作するマスコミ報道は庶民感覚からズレすぎて
いる。
マスコミで働く者たちが高給取りだから、庶民のことは
分からないのだ。

 

 

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
小林よしのりライジング

小林よしのりライジング

小林よしのり(漫画家)

月額:¥550 (税込)

コメント

なんというか、やたら欧米賛美論者が多く、ドイツを見習え論が横行しているようだね。
与野党問わずドイツや欧州を賛美する風潮がそこらこちらに見えてきて問題があるように感じる。
特にドイツは表向きは短時間労働だが、実態はサビ残を横行しており、ルペン先生が『ドイツ企業はブラック企業だらけで奴隷労働を募集している』と言ってたくらいだし、フランスはフランスで大企業の寡占化が酷く、アメリカ並みに格差固定率が高い。
欧州の労働時間短縮ばかり扱うメディアはこれらの実態は取り上げなくてよいだろうか?
それでロシアを批判するのだからタチが悪い。
ロシアは女性の社会進出と同性愛取り締まりを並行したから素晴らしいのであり、クリミア半島はロシアの所有権だと認めるのは当然のことだと思う。
ロシアは国連、国際刑事裁判所などの国際機関を離脱を始めており、国際法も必要なくなっているし、国際世論=欧米世論と言っても問題ない。
小沢一郎さんも天皇もその辺は分かっているし、安倍政権やそのシンパ、そしてRAPTやEIKIなどの天皇陰謀者は逆賊そのものである。

No.1 94ヶ月前
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細