小林よしのりライジング

元旦深夜の「朝ナマ」に井上達夫氏が出る件

2016/12/24 03:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
 

昨日の午後から今日の夕方までかかって、わしは井上達夫氏
との『ザ・議論!』(毎日新聞出版)を読んでいた。
読んだ理由は、元旦の「朝まで生テレビ」に井上氏が出演する
ことが決まったからである。
わしはなんでもすぐ忘れるので、再読しておかねばならない。 

やっぱりこの本、熟読すると時間がかかるし、一般人には
難しいのかもしれない。
だが一昔前の若者なら、このくらいの内容は少し背伸びしてでも
読めていたのである。
特にわしが井上氏の聞き役ともなっているので、そのぶんは
分かりやすいはずだ。 

かつては浅田彰の「構造と力」なんて本がベストセラーに
なってたくらい、若者は背伸びして本を読むくらいのパワーが
あった。
だが今はネットの普及でツイッターの文字数くらいしか
読めなくなってきた。実に悲しいことだ。 

あらためて『ザ・議論!』を読み返してみると、いやあ
実に面白かった。
「あとがき」で井上氏が書いているように、議論で受けた
刺激が、さらにわしの頭脳を回転させていく感覚なのだ。 

本来なら井上氏を「ゴー宣道場」に呼びたいのだ。
だが、「生前退位」の問題が佳境になって、どうしても今は
「ゴー宣道場」を、このために使わなければならない。 

212日は政治家をゲストに呼ぶかもしれないし、高森氏の
希望で、3月もこの問題で開催するかもしれない。
4月は福岡開催になるので、なかなか他の議論をする余裕がない。 

「朝ナマ」に井上氏を呼んでくれるなら助かるのだが、
問題は井上氏がストレスを感じないかどうかだ。
『ザ・議論!』のようにはやれないと思うのだが、果たして
どうなるか?
紅白のあとに興味が沸いたら見てみてくれ。 

同じリベラルを自称する三浦瑠麗氏との差異があるのかどうか、
確認するのも面白いかもしれない。
奇妙なことに「徴兵制」では、井上氏と三浦氏とわしは全員、
拒否反応がないのである。
ただし、「グローバリズム」については、井上氏とわしは
否定的で、三浦氏が肯定的なようだ。
「天皇制」では、わしだけが肯定的であり、井上氏は廃止、
三浦氏は妥協的だろう。
田原氏がそこを突いてくれると面白くなるかもしれない。

 

 

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。

小林よしのりライジング

小林よしのり(漫画家)

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細