イギリスの国民投票で、「離脱派」の勝利が確実になったそうだ。
わしは相当以前から「EUはバベルの塔だ」と言ってきた。
『ゴー宣』にもそう描いてきた。
日本を含めて世界中の知識人がナショナリズムを否定して、
グローバリズムを信奉するアホだらけだから、「右派が勝った」
「感情論が勝った」「良くない選択だ」と論評している。
わしは「やっぱりな」と思うだけだ。
『民主主義という病い』でもグローバリズム批判を描いている。
グローバリズムは民主主義を機能不全に追い込む。
「移民排斥」とまではいかぬまでも、「移民制限」をするのは
国家として当然の政策だ。
「移民制限」を極右と断じるのも、二者択一、二元論に陥った
反知性主義に過ぎない。
『民主主義という病い』を熟読してほしい。
今後の世界情勢にも応用できる予言の書だ。
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