ジョン・デュポンの行動は全て母親へのトラウマに起因すると考えられる。
母親が馬をこよなく愛している事を知ったデュポンは馬を嫌悪し、鳥を愛したが
実際、本当に鳥を愛していたのかは定かでは無い気がする。そしてそれはレスリングも同様に。
母親からの愛情…少なくとも「馬よりは上の存在でありたい」という切望をどうにか実現するため
ジョン・デュポンは鳥を愛し、切手を収集し、そして愛国的であろうとしたが、全て無駄に終わった。
そして自らを強く見せるために、何故か唐突にレスリングに入れ込み始めたのではなかろうか。
母親のジョンに対する感情は劇中であまり語られていないが
恐らく「駄目な息子」というあたりが妥当なところだろう。それでも多少気にはかけられているが
少なくとも「愛する名馬達よりも立派」だとはどうしても思えないくらいの存在だったのではなかろうか。
ジョン・デュポンは追い詰められていく。というか追い詰められた結果レスリングに傾倒したのだと思うが
この「レスリングならどうだ?」という選択はむしろ逆効果で、母親はレスリングに嫌悪感すらも抱いている。
しかしジョンにはもう手持ちの武器は無い。他に何をすればいいのか分からない。
母親に認められるような気がするものはあらかた試した。あれもやったこれもやった。他にどうしろと?
そして「これでもかこれでもか」とレスリングで結果を出そうとしている最中、母親は死んでしまった。
ジョンの生きる意味は永遠に失われてしまった。
そして劇中、母親と対になっているデイブ・シュルツを突如殺害し、物語の幕は降りる。
ジョン・デュポンの劇中最後のセリフはこうだ。
「いったい何が不満なんだ?」
それは誰に向けられた言葉だったのだろう。
もしかしたら、ジョンはずっと母親を殺したかったのかもしれない。
母親が馬をこよなく愛している事を知ったデュポンは馬を嫌悪し、鳥を愛したが
実際、本当に鳥を愛していたのかは定かでは無い気がする。そしてそれはレスリングも同様に。
母親からの愛情…少なくとも「馬よりは上の存在でありたい」という切望をどうにか実現するため
ジョン・デュポンは鳥を愛し、切手を収集し、そして愛国的であろうとしたが、全て無駄に終わった。
そして自らを強く見せるために、何故か唐突にレスリングに入れ込み始めたのではなかろうか。
母親のジョンに対する感情は劇中であまり語られていないが
恐らく「駄目な息子」というあたりが妥当なところだろう。それでも多少気にはかけられているが
少なくとも「愛する名馬達よりも立派」だとはどうしても思えないくらいの存在だったのではなかろうか。
ジョン・デュポンは追い詰められていく。というか追い詰められた結果レスリングに傾倒したのだと思うが
この「レスリングならどうだ?」という選択はむしろ逆効果で、母親はレスリングに嫌悪感すらも抱いている。
しかしジョンにはもう手持ちの武器は無い。他に何をすればいいのか分からない。
母親に認められるような気がするものはあらかた試した。あれもやったこれもやった。他にどうしろと?
そして「これでもかこれでもか」とレスリングで結果を出そうとしている最中、母親は死んでしまった。
ジョンの生きる意味は永遠に失われてしまった。
そして劇中、母親と対になっているデイブ・シュルツを突如殺害し、物語の幕は降りる。
ジョン・デュポンの劇中最後のセリフはこうだ。
「いったい何が不満なんだ?」
それは誰に向けられた言葉だったのだろう。
もしかしたら、ジョンはずっと母親を殺したかったのかもしれない。
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