科学者のニュースの読み方

改憲になんとなく賛否を唱えないために『科学者のニュースの読み方』vol.17

2013/04/20 09:00 投稿

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『科学者のニュースの読み方』vol.17
■改憲になんとなく賛否を唱えないために

 そこそこ盛んになってきた憲法改正の議論で、時代に合わせろだとか必要ないだとか戦争をする気かとか、様々な意見が飛び交っています。前半は筆者の賛否は誘導も含めて封じて、どのように考えて各人の賛否を確かにすればよいかという方法論を書き綴ってみます。

 まず、「なんとなく」を理由にするのはやめましょう。憲法は環境を整えるにあたり根底となる規則ですので、本来は改善か改悪かのどちらかになるわけで、(だから議論されるのですが)改悪の恐ればかりが気になって現状維持のために反対と評するような、考えの浅い、というか考えていない直感のみの思考はやめましょう。
 次に、「必要ない」も、だめではないですがさほどいい理由ではないのでやめましょう。だめではないというのは、時間と労力の無駄という意味ならば納得がいくということです。もし国民投票という大行事をして改憲否決となれば確かに「なんとなく」時間と労力を無駄にしたように思えなくもないですが、確かに国民は改憲を望んでいなかったという結果が明らかになって、それは議論の決着というとても有意義な成果が得られるので全然無駄ではありません。「必要ない」は「やっても変化がない」という言い換えができますので、ならばやっておいて損はなかろうというもっともな反論にあうので、説得力に欠ける論法です。

 改憲は環境の変化ですから、日本国民にとって良い変化と悪い変化を伴うはずです。まずはこれらをリストアップしましょう。思いつかなければ人の意見をかき集めましょう。人の意見を参考にする場合は、極力サンプル数は多いほうがいいし、なるべく賛否等数のほうがいい。そうして意見を並べると、前に出した「なんとなく」に収束できる類の主張がいかに説得力がないものかわかってきます。

 さて、ここからは筆者の持論です。

 まず第96条の改正は単純に国民の声を反映しやすい環境への変化ですので、大賛成です。反対意見に多いのは、議論が浅いまま国民投票で改憲になることが増えそうだというものですが、議論があるなら決着をつけなければいけない。きっと自分の主張が一般的に支持されない限り永遠に戦い続けたい面倒くさい駄々っ子なのでしょうと偏見しておきます。あるいは国民を頭を使わない低脳だと思っているのか、改憲で自らの既得権が奪われることを危惧しているのか。いずれも筆者の勝手な陰謀論ですけども。

 そのあとでということになりますが、第9条改正も賛成です。世界の常識に合わせた素直な調整にすぎないからです。国防軍へと名前を変える自衛隊の活動範囲は基本的には変わりません。「国際紛争を解決する手段としての武力の行使」はもともと書かれていたことで、そのような名目があれば他国を攻撃することはこれまでもできました。このあたりの明文の細かい変更はわかりやすくするだけで内容に変化はないので、戦争を仕掛ける心配は結局これも「なんとなく」論なんですよね。
 「攻撃はもちろん防御もしません」のような非現実的な解釈ができなくもない第9条から、「攻撃はしませんが防御はします」という現実を反映した第9条へと存在意義がわかりやすくなる変更です。在日米軍べったりが気に入らない人たちにもすんなり受け入れられると思います。もっとも、「防御もしません」が現実的であると考える人もいるようで、世の中護身術を身につける人と身につけない人がいるのと同じなので否定する気はありませんが、ご近所の方々が暴力をちらつかせているが引っ越せないという事情だったら、身につけておきたくならないんでしょうか。

[2013年5月11日追記]
この後も多方面の記事を読み続け、第96条については考え直そうかと思い始めております。

■なぜか酒を飲まなくなった

 1ヶ月ほど前の2週間くらい長引いた体調不良以降、なぜか自宅でぼっちで酒を飲むことが格段に減りました。なんと健全なことでしょう。いや、もともと酒のせいで調子が悪いほど飲むことはなかったのですが。今も熱い緑茶であたりめを食べるというローカロリーな夜。マヨネーズをつけることがあるとそれなりにハイカロリーになるのかな。2週間くらい前まではローソン100の18g入りあたりめを買っていたのですが、10g入りに品が変わってしまい落胆。セブンイレブンで23g入り128円や56g入り298円に変更です。

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