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山田玲司のヤングサンデー 第11号 2014/12/8
学校も地上波テレビはいらないなら、どうやって「成長」すればいいのか?
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本当に学校というものは人間をダメにしてしまう。
そもそも国の生産を上げるための施設なのだから、そこに行けば「均質化した産業奴隷」になって、意味のない消費に意味のない生産をする「命令待ちのロボット」になるのは大昔から言われていたけど、ここにきてようやく学校が見放されようとしている。

理由は簡単だ。
行っても幸せになれないからだ。

同様にテレビという均質化した情報装置が限界にきている。
政府と産業界の指示で制御された情報ツールが役に立たないのも理由の1つだけど、「面白くない」というのが最大の原因だろう。

最近何人かの若者と飲んでいて、その頃流行ってきていた(らしい)エレキテル連合のギャグの話題になった。
テレビの関係者に言わせると「日本人なら今全員これ知ってますよ」というギャグらしいのだけど、そこにいた人全員がそのギャグを知らなかった。

別に特別な人間の集まりではなく、むしろ時代の先端で活躍している連中だったのだけど、テレビはすでに生活から「外されている」のだ。

それはいいのだけど、だとしたら若者は何で情報を得て、何を見て「考え方」を覚え「考えて」「成長」すればいいのか?

もうこれはネットだとしか思えない。
もちろんネットを外れた「コミュ」には期待したいのだけど、それにはまだ時間がかかりそうだ。

そうなると僕のやっているこの「課金制番組とメルマガ」の存在は大きいと思う。

これは大学であり、先輩からの助言であり、秘密の話でもある。
観る人が「この人に教わりたい」と思ったら、課金して教わる。
まさに大学のゼミだし、弟子入りだ。
僕は今週これに気が付いた。

こうなるともう「面白ければいい」というわけにはいかない。
「面白い」のは絶対条件だ。これに「役に立つ」「世の中の見方が変わる」
「人生が良い方に変わっていく」ことを目的にして放送しなければ課金する資格はないのだ。

そんなわけで、このメルマガも「新書化できるレベルの情報」も加えていこうと進めていきます。

生放送ではあの「絶望に効くクスリ」を復活させていきます。

もちろん今まで通り「わかりやすく」「楽しく」やるので今後もよろしくお願いします。
大学に行く変わりに山田玲司を見ていた、という人がいる可能性がある。
ふざけながら、本気で伝えます。


では今週は前回の「年上の義務」についての2回目です。