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山田玲司のヤングサンデー 第418号 2022/12/26

一億円のデート

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今回のヤンサンでは「自分の妄想」を炸裂させたトークショーに挑戦してみた。


何分にも初めての試みで噛み合わない部分も多かったけど、まあ頑張った方だと思う。


とはいえ「せっかくのイブなのにクオリティーの低い配信だな」と思った人には申し訳ない。


今回の経験で見えた事を踏まえてもっと面白い放送を作っていくので、これからもよろしくお願いします。



【妄想してますか?】


僕は漫画家だからかもしれないけど、とにかく「妄想癖」がひどい。


「妄想」には「悪い妄想」ってのもあるだろうけど、多くの場合「都合のいい想像」に浸っている状態の事で、想像力の逞しい人ほど「いけてる妄想」に入れる。


つくしさんの「メイドインアビス」も諫山先生の「進撃の巨人」も「ある種の妄想」だろう。


それを物語にして、食べやすくしたのがエンタメなのだ。


友人のある漫画家は何か大きなものや強そうなものを見つけると「こいつをどうやって倒そう」と考えて止まらない、と言っていた。


僕の師匠の江川達也先生は、永井豪先生に会った時「妄想の素晴らしさ」を語り合ったらしい。


思えばジョンとヨーコの「イマジン」も妄想の仲間だろう。


スティーブ・ジョブズも「妄想」から始めていたのだと思う。


「生産性や効率を優先せよ」と言われて子供達は「妄想」を禁じられるけれど、そもそも「妄想」がないと「新しい生産」は始まらない。


都合のいい妄想すら考えられなくなると、心が病んでくる。


ぼんやりと「都合のいいこと」を考えている時間は「大事な時間」なのだ。



【1億円のデート】


そんなわけで今回の放送で僕は「1億円かけたデート」について勝手に妄想してみた。


これを読んでる君も妄想してみて。

1億でどんなデートする?