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山田玲司のヤングサンデー 第99号 2016/8/29
妖怪と暮らす方法
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人の言うことはあてにはできない。
わかっているけど、ついつい信じてしまう。そして「あれ、何だか前に言ってたのと違う」とか「こんな人だとは思わなかった」なんてことにもなる。
とは言っても、そんな事を言っている自分だっていつも「正しいこと」を言ってるわけではない。
体調が悪いと言葉は雑になるし、機嫌が悪いと本心ではない事だって言ってしまうのが人間だ。記憶だって曖昧なのが普通だと思う。
それでも人はなぜか「人のいうこと」を信じたくなる。
若ければ若いほど、他者に期待しているので、いいかげんな事を言う人に失望してしまう。
特に親や先生など、なんか偉そうにしている人が、かなりいいかげんな事を言っていると「がっかり」は大きい。
だからと言って全ての人を疑ってかかるのも疲れる。
こうなると「誰だって自分と同じで、その日によっていい加減なことを言うものだ」と思って、相手の言葉に「過度の整合性」なんかを期待しないことだろう。
そうなると、じゃあ誰の言うことを信じたらいいの?となる。
今回の放送ではそれを「死者や妖怪(目に見えない存在)にしよう」という話をしようと思ったんだけど、体調が悪くて(笑)そこがいいかげんな説明になってしまったので、今週は「その方法」を書きます。
水木先生によれば「おばけは死なない」らしい。
評価、査定されることも、批判や賞賛されることもない。なので、そんな事に怯えて暮らす「生きた人間たち」なんかとは「位が違う」のだ。
なので、彼らの見解は「あて」にできる。
とは言ってもどうすれば「妖怪」や「妖精」「精霊」や「死んだ人」の話を聞くことができるのだろう?
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