破れ雑記

必殺仕業人

2015/11/17 19:20 投稿

コメント:4

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  • 時代劇
木枯し紋次郎への対抗馬として放送された必殺シリーズ
プロの殺し屋達の物語「必殺仕掛人」に始まり
第二作目、悪人を消すために極悪人となるろくでなしを描いた「必殺仕置人」
その中で「中村主水」というキャラクターが大人気となり
主水シリーズとして数多くの作品が作られました

時代劇と言えば勧善懲悪が定着していましたが
悪人側にスポットを当て、何もかも新しいこのシリーズは当時物凄い衝撃だったようです
一件落着では終われないストーリー性、ハードな作風が持ち味ですが
その中でも第七作目(主水シリーズ4作目)の「必殺仕業人」は屈指の暗さを誇ります
もう見る度にうわぁ・・・って感じですね

前作「必殺仕置屋稼業」の最終回で捕まった仲間の市松を逃がすべく
役人としてヘマを打ちその結果町廻りから牢廻りに格下げを食らった主水
当然給料も減り、身だしなみも乱れて一層厳しい生活となってしまいました
中村家でも嫁と姑が傘張の内職をし、間貸しも行うほどに困窮しています

前作から引き続き偵察の「捨三」に加え
上方仕込みの殺し屋「やいとや又右衛門」と3人で仕事をしていましたが
ある日「赤井剣之介」と妻の「お歌」が現れます
なんと旅先で市松から紹介を受けたらしく、この5人でチームを組むことになりました

気が合わないのかよく衝突し、一方で金さえ繋がれば頼りになる仲間たち
完全にビジネスな関係で良く言えば金が絡めば裏切らない、しかし今までのチームとは違う
どこまでもドライな仕業チーム
主水も今回は本当に余裕がなく金に困り果てているので明らかに情が薄いんですよね

脚本の救われなさも相まって後期の仕事人シリーズなどを中心に見ていた人は
あまりの寒さに固まってしまうのではないでしょうか
しかしながらこの寒さこそ必殺シリーズのコンセプトなんだと思うわけです
「晴らせぬ怨みを晴らす」とは言いますが
それで必ずしも依頼人が救われるわけではありません
かえって生きている方が辛いのではないかと思える回が沢山存在します
仕事人以降では依頼人は死んでしまうケースがかなり多く
この辺りに前期の必殺との差が出ていると感じます

何だかんだで仕事をこなしていた仕業チームですが
最終回、ある日1枚の紙きれが原因で崩壊を招いてしまいます
そしてこの事件は主水の心にまた大きな傷を与えることになり・・・
その続きは「新必殺仕置人」で語られます


木枯し紋次郎で主演を勤めた中村敦夫さんが株を奪った必殺に出るとは、と
その辺りも当時話題になったようです 当たり前だよなぁ?
視聴者から言えば「かっこいいし、良い作品には沢山出て欲しい」の一言なんですけど・・・
紋次郎も必殺も面白いから生きてるうちに余さず見たいものですね

・・・それにしてももっと金が欲しいな
あんたこの世をどう思う?

コメント

akstn
No.2 (2015/11/17 19:46)
最終回で仲間が死んでいくのは毎度毎度悲しいなぁ!
巳代松と正八共同作業はアーナキソ
silvermoon
No.3 (2015/11/17 20:30)
テレ玉で再放送やってんだよなぁ(ご満悦)
Basasi
No.4 (2016/01/07 02:41)
江戸特捜指令すこ
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