クシカのブロマガ

MMDイベントの作り方・やり方

2020/09/28 18:20 投稿

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MMDイベントやってみたいけど、何をやったらいいか分からない。っていう人、いるんじゃないかなーと思いまして、MMDイベントの作り方・やり方のノウハウをザックリ記録に残そうかと思います。

書こうと思ったきっかけはNANA7さん(@NANA7mmder)が運営するMMDイベントの環(@MMDevent)のブログにあるイベント告知初心者講座②にある君は本当にそのイベントをやりたいのか!?の1文です。
なので、冒頭パクってます。
その後は自分で一生懸命書きましたが、結局はイベント告知初心者講座①、②の丸パクリにしかなりませんでした。以下にリンクを貼っておきますのでそっちを読んでいただければだいたいオッケーです。

MMDイベントの環のブログ
イベント告知初心者講座①
イベント告知初心者講座②

出展を書き忘れてましたので追記しました。申し訳ありません。(2020年9月29日)

 私自身、MMDふぇすとって言うMMD杯っぽい総合イベントを経験ゼロ、知名度ゼロ、ツテゼロの全くゼロから始めまして右も左も分からずに右往左往しましたので、そういう経験もまとめてイイ感じに残して行きたいと思います。
 また、イベント運営経験者の諸先輩方からも教わったこともあるので、そういうのも織り込んでいきたいと思います。

 これからMMDイベントを立ち上げる人の手助けになれば嬉しいし、イベント運営を現在やってる人にも何かの参考になれば幸いです。
 MMDイベントに必要なことは大体同じだと思うのですが、私のメインフィールドはニコニコ動画、ニコニコ静画、Twitterなのでそれ以外のプラットフォームでは別の要素も必要かもしれないのでそれは各自でリサーチして下さい。
 それからここに書いているのは不特定多数の参加者が作品を投稿する投稿型イベントについてです。合作イベントはまたちょっと違うかもしれません。

 最後に、このブロマガは私の経験と主観でまとめてますので異論反論はあると思います。そういうのはぜひコメントに残して行って下さい。Twitterでもメールでもいいです。

では始めます。

主催者・運営にとって一番大事なこと
 イベントをやるにあたって一番重要なことは、そのイベントをやりたい!って思っているかです。やりたいと思ってやる方が好ましいですし、多分楽しいと思います。
 とりあえずやってみる。気が進まないけど仕方が無いからやる。って思いながらでもイベントは作れますし、やれます。ただ、イベントを始めてしまうと基本的に途中でやめられないので、「なんでこんなことやってるんだろう・・・」ってすっごい辛くなる可能性がありますので注意して下さい。

参加者が最重要視すること
 時間です。イベントがいつ開催されるのか。製作期間の逆算が始まります。間に合わなければそのMMDerは参加しません。どんなに参加したかったとしても、スケジュールが合わなければそのMMDerは参加しません。
 あとは開催場所、イベントのテーマがMMDerが参加不参加を決める大きな要素になると思います。

イベントのテーマを決めよう
 まず、どんなイベントにするのか決めましょう。動画イベント?静画イベント?ジャンルはどうする?やりたいことをやったらいいと思います。イベントの内容を自由に決められるのはイベント主催者の特権です。自分一人では作り切れないほどの量とアイデアがドバーっと投稿されますので、自分のためにみんなに作ってもらいたいものをテーマにすると思えばいいんじゃないかと思います。ジャンルを絞ればニッチなイベントになりますし、ジャンルの幅を広げていけばテーマ性が薄れて総合イベント側へ寄っていきます。

開催場所と投稿期間を決めよう
 どんなイベントにするかが決まったら、場所と時間を決めましょう。
 開催場所は自分の慣れ親しんだ場所がいいと思います。niconico、Twitter、YouTubeなど好きな場所を選びましょう。開催場所を広くすると参加側からすると参加しやすくなりますが、運営側としては手間が増えますので運営のリソースを見ながら無理のない感じにしましょう。
 知らない場所で開催するとトラブル対応とかがキツくなりますので、初イベント主催なら避けましょう。
 あと、MMDerの中には特定のプラットフォームにしか投稿しない人や特定のプラットフォームには投稿しない人がいます。それはもうどうしようもないので、そういうものだと思ってください。

 次に時間です。投稿期間は短ければギュッと締まったイベントになります。運営の負荷も小さくなります。一方で、遅刻する人が多くなります。
 投稿期間を長く取ると参加する側に余裕が出来ますが、運営側は期間中ずーっと見てないといけないのでちょっとダレます。MMDふぇすとは開催期間が3ヶ月くらいありますが、長いなーとは感じます。

イベントのルールとかを決めよう
 イベントの形が大体決まったら、参加者にやって欲しいこと、やって欲しくないことを具体的にまとめましょう。絶対にやらなくちゃいけないことは、そのイベントの参加作品であることが主催者側から分かる方法を決めることです。niconicoならタグロックが簡単ですが、付けられるタグの数は決まっています。そのタグを消費させてしまうということは忘れないでください。そんなタグは付けたくない勢も確実に存在すると思って下さい。同様に、そんなのタイトルに入れたくない勢もやっぱりいると思います。
 それから、ルールが細かくて長いとそれだけで敬遠されてしまいます。イベントルールはなるべく簡潔に、必要最小限にしましょう。イベント概要案が出来たらどこかで公開していろんな人の意見を聞いてみたらいいと思います。
 あと、練りに練ったイベントルールを作っても、全く読まない人が一定数います。これもどうしようもないことなのですが、そういう時どうするかっていうのは事前に決めておいた方がよいと思います。イベントルールに書くと角が立つかもしれませんので内部規約的にしておくか、角が立たない書き方で明記しておきましょう。
 このイベントが1回限りの単発イベントなのか、定期的に開催する継続イベントなのかも決められたら決めておいた方がよいと思います。人気が出たらまたやる。楽しかったらまたやる。でもいいですが、決められるなら決めておいた方が良いと思います。
 それから、イベント閉幕時にまとめ動画の作成を予定しているならその旨も明記しておきましょう。そうしておけば、参加者もそのつもりで投稿してくれると思いますし、うっかり参加者から権利者削除を受けてしまう事故を防げるかもしれません。

イベントの開催告知をしよう
 イベント概要が出来たら開催告知の準備をしましょう。
 文章だけのイベント概要情報のみでも告知はできますが、静画なり動画なり告知物があった方が拡散等がやりやすくなります。みんなに拡散されやすくなります。イベント概要だけ先に公開して後から告知物でイベントの宣伝をしてもいいです。
 どの程度のクオリティの告知物を用意するかですが、立派なものであるほど注目度が上がり拡散されやすくなってイベントの認知度が上がりやすくなると思います。ただ、告知物は自分が作りたいものではないことがよくあります。MMDで自分の作りたくないものを作る作業は控えめに言って地獄です。単発イベントなら頑張ってみてもいいですが、定期的に開催する継続イベントでは開催を断念する原因になりかねないほどの負荷がかかります。できる範囲で無理のない範囲で準備しましょう。
 ぶっちゃけ運営の役割というは、参加者に時間と場所を知らせることだと思っています。これさえできれば大体オッケーだと思います。告知物はみんなに時間と場所を知ってもらうキッカケを増やすようなものなのであんまり気張らなくても良いと思います。
 MMDふぇすとの告知物は時間と場所を知らせることに特化しており、テンプレ化しています。そうしないといろいろ無理だからです。そういう感じでやってますが、毎回開催を楽しみにしてくれている常連さんもいますし、初参加って人も毎回いますので、どんな感じでもだいたい大丈夫なんではないかと思っています。他にも文章だけで告知するイベントもありますし、告知動画が遅刻しても普通に成立したイベントもあります。
 開催告知のタイミングですが、静画イベントであれば投稿期間の1か月~2週間前、動画イベントであれば2か月前くらいが目安なんじゃないかと思います。
 ていうタイミングを目指して告知物の準備が必要になりますので、イベント企画自体は結構前から始まっているような感じですね。

イベントの宣伝をしよう
 開催を告知したら可能な限りあらゆる手段を使ってイベントの宣伝をしましょう。はっきり申し上げて、世間に知られていないモノは存在していないのと同じです。なるべくいろんな人に知ってもらうように頑張りましょう。
 Twitterであれば拡散希望のタグをつけたり、MMDイベントの環(@MMDevent)を活用してみましょう。
 宣伝はイベント開幕まで定期的に実施しましょう。どのタイミングで誰が見るかわかりませんので、手応えのあるなしにかかわらずやった方がいいと思います。毎日だとちょっとウザいので週に1回か2回くらいでやったらいいと思います。

告知はどのくらい広まればいいのか?
 MMDerは全体で1万人を超えていると言われていますが、イベントに参加する人はその中でもほんの一握りです。参加したMMDerが20人~30人を超えたら中規模イベント、100人を超えたら大規模イベントと思っていいらしいです(投稿数ではなくて参加人数です)。まぁそんなもんです。
 なので、告知物の視聴数が数百くらい行ってれば、だいたい見て欲しい人たちは見てると思っていいんじゃないかと思います。

ニコニコ大百科を作ろう
 niconicoで開催する継続イベントの場合は、ニコニコ大百科を作るのもお客さんを集める導線となります。ニコニコ大百科を作るとタグに大百科のリンクがつくのでイベントを知ってもらう機会が増えます。少数ではありますが、大百科からイベントを知る人もいるそうです。
 ただ、大百科は独特のセリフ回しが必要だったり、一回書くと15分書き込めなくなったりと割と手間がかかります。慣れれば1日~2日でできると思います。

イベントが開幕したら
 開幕告知物を作りましょう。無くてもいいんですけど、開幕告知でイベントを知るって人もいるよっていう程度にはあった方がいいです。

イベントの期間中にすること
 投稿された作品はなるべく速やかに集計しましょう(集計するイベントの場合)。参加した側からすると、集計されるまでの時間は割とヤキモキします。
 投稿作品を一つ一つTwitterでツイートする場合はうるさくなっちゃうのでイベント用のアカウントを作った方がいいかもしれません。継続イベントならあった方がいいんじゃないかと思います。
 また、イベントの趣旨にもよりますが、参加作品は公平公正に対応するように心がけましょう。特定の作品だけ何かすると参加者が不満に思うことがあります。参加作品をどのように扱うかは事前に決めておきましょう。外から見える部分についてはルールに明文化しておくと良いでしょう。

イベントの閉幕にすること
 閉会式的な何かをするイベントなら閉会式をしましょう。特に何もしないイベントであればそのまま終了です。
 閉会式をやるべきかどうかですが、これは好みの問題なんじゃないかと思います。閉会式があると「終わったー!」ってなれます。一方で投げっぱなしイベントの方が気楽で好きという人もいます。

イベントの成功について
 イベントが終了して、イベントが成功したかどうか振り返りましょう。イベント企画時に○○だったら成功とすると決めておいてもいいですが、とりあえず主催・運営が楽しかったと満足して、参加者から楽しかった。ありがとうと言ってもらえたら、成功でいいんじゃないかと思います。

イベントの開催理念
 開催理念と言うと仰々しいですが、何のためにそのイベントをやるのかということは明確にしていた方が良いと思います。イベントをやる理由は何でもいいです。自分のためでもいいですし、界隈の活性化のためでもいいです。内部規約的に表に出さなくてもいいですし、出せるものはイベント概要に示しておいてもいいと思います。
 開催理念と言うのは普段は役に立ちません。何かトラブルが起きたときに使います。何かトラブルが起きたときはこの開催理念に沿って対応するようにしましょう。
 あとは、イベント中止の判断をするときに使います。例えば、自分のためのイベントであれば、自分のためにならなくなったら中止でいいと思いますし、界隈の活性化であれば、活性化につながらないと判断されれば中止の判断ができます。
 そういうものを何にも決めていなかった場合はトラブル対応の方針が決まらないままドタバタしてしまう可能性が高くなります。
 継続イベントの場合は、告知前に開催理念の確認と見直しをするようにすれば惰性で続けてしまうことを防げるでしょう。

イベント主催者・運営として耐えなければいけないこと
 イベント運営やってると、進捗どうですか?って言いたくなるじゃないですか。これ、参加者の反感を買うらしいのであんまり言わない方がいいらしいです。
 それから、どれだけイベントの宣伝をしても、参加しない人はいます。むしろそっちの方が多いです。イベント運営やってると、せっかくイベントやってるのに隣で無視して投稿されてるような気分になるかもしれません。その動画にタグ付ければいいだけじゃん!とか言いたくなるかもしれません。が、絶対にそんなことを言ってはいけません。
 イベントに参加するのも参加しないのもその人の自由です。イベント事には参加しないと決めている人もいます。それはもうその人の自由なのです。黙っていましょう。
 もしかしたら、イベントのことを知らずに投稿しちゃってる人もいるかもしれません。それはもう宣伝不足です。その人には情報を届けられなかったんだなぁと思って諦めましょう。
 イベントに参加しなかった投稿については、イベント運営として一切触れてはいけません。

イベントをやめるとき
 始まりがあれば必ず終わりがあります。単発イベントなら1回で終わりですし、継続イベントでも永遠に続くわけではありません。もしかしたら何かのトラブルが起きて中断、中止することになるかもしれません。どんな形であれ終わる時が必ずやってきます。その時は、イベントをやめることを告知しましょう。
 継続イベントで次もやるのかやらないのか分からない。一向に何の告知もない。という場合、常連の参加者の中にはとりあえず参加作品を作り始めてしまう人もいるかもしれません。で、結局何の告知もなくて数年経ってから、あぁやっぱりあのイベントは終わってたんだな・・・って思われる。という展開は個人的にはすごく残念ですので、ちゃんと終わりを告げましょう。それが運営がやるべき最後の仕事だと思います。
 イベントをどのような姿で終わらせたいか、ということをなるべく早いうちに考えておきましょう。それがイベントを育てていく方向性を示してくれるかもしれません。

最後に事例紹介
 最後に一つ悲劇的な最期を迎えたイベントの事例を紹介します。知ってたらごめんなさい。それからそのイベント名は公開しないようにしてください。
 数年前、ニコニコ動画に新しいイベントの開催告知の動画が投稿されました。告知動画が投稿されたのはイベント開幕の6か月前でした。この運営さんは、閉会式としてまとめ動画を作り全投稿動画に運営からコメントをつける。投稿数にかかわらず3回開催することを約束していました。この告知動画の再生数はあっという間に数万回再生されました。
 しかし、運営さんはその後、投稿期間が来るまでの半年間ほとんど全くイベントの宣伝をしませんでした。そして投稿期間に入りイベント開幕となりました。参加作品として3つの動画が投稿され、投稿期間は終了しました。
 イベントの締めくくりとして運営さんはまとめ動画ではなく、イベントHPに参加動画への感想とイベントの開催経緯と謝罪を発表しました。そこで、イベントの企画が初めてだったこと、投稿期間が半年後だったため運営さん自身が投稿期間を忘れてしまっていたことが公表されていました。そして、当初3回やる予定を変更して初回でイベントを終了することが記されていました。
 今はもうそのイベントの告知動画は削除されており、公式HPも読むことはできません。
 
 という事例を見ていたので、運営にとっても参加者にとってもイベントの定期的な宣伝は大事なんだろうなって思っていて、定期的に宣伝しましょうと書きました。
 やるならちゃんとやれ!というのは簡単ですが、初企画で何のノウハウもなければ、ホントに何をしたらいいのかさっぱり分からないのです。こういうこともあるんだなぁという事例だと思ってもらえたらいいと思います。
 どこかにイベントのやり方についてまとめた資料があれば、誰かがイベントのやり方について助言ができていれば、もしかしたら今年3回目の開催を元気にやっていたかもしれない。ずっと続く恒例イベントになっていたかもしれない。そう思うと残念でなりません。

 MMDイベントは誰かの趣味で行なわれるユーザーイベントです。運営側も参加者側も実生活の合間を縫って活動しています。急に忙しくなるかもしれません。生活が激変するかもしれません。数か月後がどうなっているかなんて誰にも分りません。でも、イベントを主催・運営するのなら、最後まで自分のイベントの面倒を見て欲しいと思います。もし、どうしても無理だって状況になったら、その場でイベント中止の宣言をしてください。きっと誰も責めないと思います。そうしないと、あなたを含めてみんなが不幸になってしまいます。

そんなことを思う事例です。たまにふとした拍子に思い出します。

結局このブロマガは役に立つんだろうか?
 なんだか湿っぽい感じになってしまいましたが、MMDイベントをやるのは楽しいです。楽しいことだけではありませんが、たぶん楽しさの方が多いと思います。イベントをやるとわさーっと参加作品が投稿されます。嬉しいです。
 でも、忘れないでください。その作品は投稿者の人がその人の人生の一部を削って作ったものなのです。数時間から数か月、もしかしたら1年以上、削った時間はいろいろかもしれませんが、投稿作品は全て誰かの人生の一部なのです。
 そしてまた、MMDイベントも運営であるあなたが自分の人生を削って開催していることも忘れないでください。
 イベント運営とイベント参加者どっちが偉いの?っていう人がいるのかいないのか分かりませんが、私が思うに「対等」です。イベント運営がいなければイベントに参加できませんし、イベント参加者がいなければイベントとして成立しません。まぁそんなつまんないこと考えてないで「開催してくれてありがとう」「参加してくれてありがとう」っていうことでオッケーだと思います。
 
 結構長くなっちゃいましたが、私がこれまでMMDイベントをやってきて経験したこと考えていたことをザックリまとめてみました。役に立つ内容がどれだけあるのか分かりませんが、個人的には好きなことが言えてスッキリ満足です。ご質問ご意見ご反論などありましたらコメントとかTwitterとかメールにご連絡ください。

 ということで、ここまで読んでいただきありがとうございました。このブロマガがMMDイベント業界に何かプラスになってくれれば嬉しいですし、これからイベントを企画する人たちの何かの参考になれば幸いです。

皆様のMMDイベントライフがより良きものになりますように。


クシカ

Twitter @xica0303
メール xica0303@yahoo.co.jp
 



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