リョウタのダストシュート

ミリクロ回想日記:篠宮可憐にエレガントミズギを(後編)【ミリシタ】

2020/11/29 21:45 投稿

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2019年11月22日

19日以来、可憐の枠ではエレガントミズギが1位をキープしているのだが……ここ数日来、気になる雰囲気を感じている。それは「ミズギ=性的=良からぬもの」というイメージを持ち、それゆえにミズギに反対している人々がいることだ。

運営もこういった潔癖な反応を予想していたからこそ、Cherry Colored Loveをミリクロにぶつけてきたのではないか。セクシーなアイドルたちが「セクシー」がゲシュタルト崩壊するほどにセクシーセクシーと連呼し、「セクシーとは、ありのままの自分に誇りを持つこと!」とセクシーに肯定する、このセクシーなイベントを。

ともあれ、この反応を見た私は、当初はミズギ推しの理由の一つに挙げていた「可憐のプロポーションの良さ」を封印し、ミズギの説明文から連想される人魚姫のイメージと可憐との親和性を前面に押し出すことにした。(その方針に沿って、コンベンションセンターに長文のアピールを書き込み、ありがたくも好意的な反応をいくつか受け取ることもできた。)ピュアワンピースの持つ清純さはエレガントミズギにも十分あると主張したわけで、現実の選挙ではこういうのを「争点ぼかし」「抱き付き戦術」と言うのかもしれない。

とはいえ、ただ反論をかわすためだけにこの手法を採ったわけでもない。仮にミズギが最終的に1位になり、後日実装されたとして、ワンピやその他の衣装に投票した人も、少なくとも妥協できるような仕上がりになってほしいと思っていることは書かせてほしい。

11月23日

今日は今までと違うことを一つ始めた。ミズギ以外の衣装もリツイートすることだ。

ワンピをはじめとした他の衣装陣営に、1位を取り返すだけの勢いがないと見たからこそできる、いわゆる「舐めプ」だと言われれば否定できない。

ただ、ミズギ以外の衣装も可憐には似合うと私は信じているし、その魅力を少しでも広く知ってもらった上で、なおエレガントミズギこそが最高の選択だと主張したかった。要するに、フェアな勝負を気取りたかったということだ。

11月29日

投票締切の1日前だが、可憐の枠でミズギの優勢は19日以来継続しており、22時01分現在、その得票率は47.3%、ワンピは39.5%……このまま推移すればミズギが1位を獲得するだろう。

つらつら書いてきた通り、それを目指して私は活動してきたわけだが、一方でそれにこだわり過ぎたことを反省してもいる。ミズギが優勢を固めて以来、その傾向を崩すような行動はしないことを心がけてきた。ミリシタのキャスティング投票の定番「一斉投票」を仕掛けたものの空振りに終わり、対するワンピ派のカウンター一斉投票で逆転されてしまったら……などと考えて、他衣装の陣営を刺激しないようにしてきた。その結果、他の衣装について語ったり、想像のイラストを公開したりする機会を奪ってしまったという面があるだろう。その点は望ましくない失敗だった。

……などと、もうミズギ1位が確定したかのようなことを書いているが、それはまだ早い。この界隈の投票は最後の1日、最後のたった1秒までどうなるか分からないのだから。

11月30日(土曜日)

今朝は持病の片頭痛にさいなまれて目を覚まし、昼までずっと布団から起き上がれなかった。ただ、この病気はそれまでかかっていたストレスが取り除かれた時に襲ってきやすいという。してみると、私はやはり意識の底ではミズギ1位を確信していたのだろう。

ただし、仕事に穴を開けたわけではないとはいえ、趣味がリアルの生活に悪影響を及ぼすようではバカ以外の何物でもないから、今後は慎まなければならないな。

さて、そんなわけで投票期間最終日にもかかわらず、長い時間ミリクロの状況を確かめられなかったのだが、昼下がりに見てみると、目を引く出来事が起きていた。ワンピとスパイが拮抗していた豊川風花の枠がいよいよデッドヒートしていたのだ。あの風花さんにとっては「らしい」状況だ、などと勝手に納得しつつ見ていると、奇妙な状況にあることが分かってきた。

ワンピ派はツイッターでイラストを拡散したりダイマを送ったりと懸命に奮闘している。にもかかわらず、スパイ派のリードが一向に崩れないのだ! こちらの方がどう見ても宣伝が少ないというのに……。この状況を見て、風花の枠に何らかのちょっかいをかけようとしていた気持ちは無くなった。次の投票がアイドル投票TDになるかミリクロ2になるか、それは分からないが、再び他の可憐Pを押しのけてでも我を通そうという腹づもりも消えてしまった。わけのわからない大きな流れが、キャラクターや携わる人々の未来を強い力で導いてしまう、そんな投票の怖さをようやく身に沁みて理解できたんだ。

とはいえ、この期に及んで不遜かもしれないが、自分の今日までの行動を撤回したいと思うわけでもない。丁寧さを欠いたのは確かだが、こういった投票企画のルールを破るほどの行動はなかったと思う。

次の投票で同担Pを押しのけるつもりはないと書いたが、さらにその先の未来のどこかで、他の可憐Pたちの選択にどうしても同意できず、確かな理由を持って自分の望みを実現したいと思ってしまったらどうするか。またしても喧嘩を仕掛けるのか。今は何とも言えない。

ただ一つ思うのは、ミリシタの投票企画から生まれた成果が、関わるアイドルにとって、いやシアターデイズにとって、ミリオンライブ!にとって、アイドルマスターにとって、何は無くともこれだけはある! と言えるような輝きになってほしいということだ。

12月13日

ニコ生「ミリシタ 2019年もサンキュー生配信」にて、確定した結果が発表された。それを含む公式ブログ記事はこちら→BLOG│THE IDOLM@STER OFFICIAL WEB | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト (idolmaster.jp)

投票終了直前の得票率から予想していたものの、可憐(および真美)の衣装はエレガントミズギになることが確定した。それを伝える映像が現れた瞬間起こった、出演者(たかはし智秋さん・machicoさん・中村温姫さん)の「えっ!?」「少なっ!」というどよめきを私は忘れない。その反応が欲しかった、その貴重な衣装の着用者の一人が篠宮可憐であるという事実が欲しかったのだから。

2020年11月29日

投票の日々からほぼ1年が経過し、ずるずるとタイミングを逃し続けたこの記事もようやく完了に近づいている。あの頃から今までに、ご存知新型コロナによって現実世界は一変してしまったわけだが、それとは別に、ミリシタの小さな世界の中では可憐がいろいろな経験をした。特筆すべきは3月末~4月初めのガシャ「ミリオンFES」での「はるかれ」ステージ、そして6月下旬のイベント「Special Wonderful Smile」で結成したユニット「Fleuranges(フルランジュ)」だろう。

前者では、可憐は曲がりなりにも春香の隣に並び立って明るく輝かしいステージパフォーマンスをやり遂げた。後者では、星梨花がPに悩みを告白している声を聞いて、2人には見えない階下の奈落から大きな声で会話に割り込んだ。これらのシーンを思い起こせば、可憐がずっと求めていた「強さ」も、折々に発揮してきた「優しさ」も、一つの完成に至ったと言えないだろうか。

……などと調子よく書いているが、FES限定カードが篠宮可憐の完成形であるという見方は、実はこちらのブログ記事からの受け売りである→「 #篠宮可憐 」の「死」 〜断崖絶壁、あるいは辿り着けぬ果て〜 : 見聞感録 (blog.jp)

さて、そんな可憐が、ミリシタ3周年(6月29日)以降に取り組んだ仕事の代表格と言えば……セクシーなバニーガールと、そこに激しいアクションを加えたバニーポリスを演じた「その正体は……!? ラビットガールガシャ」だ。このカードからは、可憐が今まで築いてきた優しくおとなしいイメージを乗り越えて、いわば冒険をしているというイメージを受けた(恥ずかしながら未所持の上、検索してコミュを見たりもしていないため、あくまでカードイラストなどからの印象だが……)。

そして11月11日に実装されたエレガントミズギも、この「冒険」の1ステップに数えられると私は思う……いや、少々ネタバレになってしまうが、覚醒コミュで可憐自身がそのように受け止めていると言ってくれた。今はそのことが何よりも嬉しいんだ。またデザインも、基本はビキニでありながらパレオや腕飾りで露出を少し抑えている。一方では細かい装飾が良いアクセントになっており、総じて「エレガントミズギ」の名に恥じない名作になってくれた。

そして最後に書いておきたいのは、やっぱりミリシタは、いやアイマスは面白いということだ。こう書くと、運良く自分の望みを実現できたからそう言うのだろうと思われるかもしれない。確かにそれはあるが、あの投票については喜びだけでなく後悔も少なくないというのは今まで書いてきた通りだ。また、ミリクロに限らず自分のアイマス歴を振り返ってみても、ゲームの内であれ外であれ、起こってほしくない出来事が起こり、苦しい思いをしたことは少なくない。そんな痛みを与えてくれることまで含めて、やはりアイマス界隈にいて良かったと記しつつ、筆を置きたいと思う。

長いばかりで拙いこの文をお読み下さり、ありがとうございました。


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