零細企業が送る番組制作現場の裏側

パン屋の憂鬱 後編【決算レッド】

2014/01/25 23:24 投稿

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この記事の前編はこちらから読めます。

パン屋に限らず、小心者の我輩が困ること、それは試食品の取り扱いである。

パン屋に入るといいにおいでおなかがすく。そこに焼きたての試食品がある。

試食品と銘打っているのだから食べてくれというのが店の想いだろう。

それは夏場に刺激的な服装をしている女性の真意となんら代わりが無い。だからオレは見る。

コスプレだって同じことだと思っている。いいじゃないか。アニメやマンガの世界から飛び出してきたようなカッコウで、魅力的なのだ。もしかしたら今夜のオカズにするかもしれないし、わざわざ露出の高いコスチュームを選んで着用するのならば、"見られる"ことを意識しているだろう。

「どうよ、アタシ」といわんばかりのスタイルとコスチュームなのであればガン見すべきである。谷間も尻も、太ももも。カメラに収めることで敬意を表することができぬ手ぶらの者共にとって、瞳と脳に焼き付けるように見るのが最低限の礼儀である。盗撮なんてもってのほかだ。「いいですねぇ」の一言くらいいってみろ。オレは知人にそういってみると「アハハどうもー」と返されたが知らない人に言ってみたらシカトされた。人間にもいろいろいるものである。オレも、お前も。

さて本題に戻ろう。

試食品を食べること=商品を買わなければいけないこと

と結び付けてしまうのは何もオレに限らないはずだ。しかし試食品は食べたい。

どうすればいいのか。

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ちなみに今日のパン屋の試食品はチーズやベーコンが乗せられたパンだった。ついでに横にあったカレーパンやアップルパイも食べてみたが、こんな全種類食っといてパン買わずにケーキ買って帰るのかよと、パンたちがオレに非難の目を向ける。いやそう感じた。

しかし昼飯時も近かったので、オレは妻にお願いして自腹でパンを買っていいか聞いてみた。
妻は同じく全種類を試食してカレーパンを買うといった。オレはチーズパンを選び、その場はめでたく収まった。

しかしこれがスーパーとなるとこうもいかない。百戦錬磨のオバチャンがおいしそうなウインナーを向けてきたらどうすればいいのか。オレは食いたい。ウインナーを食いたい。

だけどウインナーを受け取ったらもう見えてるのだ。

「どうですかー?今夜のオカズにもう1品」

いや仮にオレが販売員をしたとしても同じことをいうだろう。仕事だから。しかしオレに買い物の決定権は無いのだ。どんなにウインナーがほしくても、今週の献立予定にウインナーを使うメニューが無ければウインナーはカゴには入らず、「食べたんだから買いなさいよ」というオバチャンと「アンタ余計なモノ買うんじゃないよ」という妻との板ばさみになる、と思っている。

販売員のノルマは売り上げではなく試食させた数だともいう。
しかし、オレには決定権が無い。おいしいウナギの蒲焼を試食しても、カゴに入ってるのはシャケの切り身なのだ。

もちろん財布を持ってるのはオレだし、試食はしたい。
どうすればいいのか。

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