零細企業が送る番組制作現場の裏側

ブログの件名はいつも三田が考えていました【実務ブラック】

2013/12/02 12:00 投稿

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今までは私の文章ではありませんでした。今回からは私です。

前回「まどかマギカ」に書くと言いましたが、もっと書きたい事が出来てしまいました。
ネタバレ有りますので最後に軽く書いています。

んで、今回の映画は「ばしゃ馬さんとビッグマウス」です。



主演は麻生久美子と安田章大。安田章大とは関ジャニ∞の人です。
関ジャニ∞、と初めてタイピングしました。「カンジャニエイト」と声に出したのも今が初めてです。∞と言ったら無限大だろうが。

そんな関ジャニ∞童貞だった私はこの映画にとても感銘を受けました。
「風立ちぬ」が「夢に囚われた天才」のお話でしたが、こちらは「可能性に囚われた凡才」のお話です。

若い頃から脚本家を目指すも全く芽の出ない30代喪女(麻生久美子)と、口だけは達者で何も書こうとしない若造(安田章大)。
この若造の方は「描かないマンガ家」にも通じるものがありますが、器根田刃先生ほど痛々しくはありません。

ポスターなんかはライトな恋愛ものに見えるかもしれませんが、現実をドストレートでぶつけてくる殺人ビーンボール的な映画でした。
「夢を追う」と言うは「現実を見据えた気になった現実逃避」なのかもしれません。
私はまたも泣かされました。オススメです。

この監督の前作「さんかく」も面白かった。



高岡蒼甫、田畑智子、小野恵令奈(AKB)が主要キャストなのですが、
それぞれ[ヘタレDQN][メンヘラ][ロリビッチ]と見事なまでにイメージ通りの役柄なんです。
映画も100分以下ですので、気軽に痛々しさを楽しめます。超オススメです。




以下まどかマギカに関して。(最後にネタバレ有ります)

















ほむほむ≒バイオレンスジャックの身堂竜馬、と言うことでとても悲しいお話でした。
でもオリジナルの「死すならば戦いの荒野で!」ラストがとても感動したので、私は複雑な感情を持ちました。
まあ14歳だからやっぱり寂しくなっちゃうよね。

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