ここ1~2年で体感的に増えてきた営業方法として、FAXのダイレクトメールがある。

なんのことはない、セミナーの集客や物販の申込用紙をFAX用紙として送ってくるのだ。

いくつかあるサービス展開会社の言い分としては、

・メールは見られずにゴミ箱フォルダ行きですが、FAXは必ず目に留まります!
・お電話の前にワンクッションおいて、「先ほどのFAX届きましたか?」から営業トークを始められます!
・対象地域や業種を狙って一括送信するので効率アップ!

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なんていってみたものではあれど、はたまた形を変えた、むしろ形があるだけさらにイヤな迷惑メールではないか。

さらには「担当者がいそうな火曜日以降に送信します」なんてご丁寧に書いてくれる。
確かに月曜日は週末分のFAXがたまっているかもしれないから、その束にまぎれてしまうかもしれない。

だがちょっと待ってほしい。見るには見るが、なんだよまたコレかと捨てるのは一緒である。
営業メールだって本文読まずにタイトルで判断するように、受ける側の効果がそれほど異なるものだろうか。

ましてやこちらがわのリソース(紙やインク、リボン)を容赦なく使ってくるのだ。
それも会社情報がご丁寧に記載されたシュレッダー必須のようなものを。

手間をかけさせて注意を引くなんてのは良くも悪くも営業の手法として存在するものではあるが、正直どこかで規制が入ってほしい文化ではある。

営業行為、勧誘を目的とした電子メールを無差別に送信するのは一般的に迷惑メールと呼ばれているが、企業対企業に関しては当てはまらないものがある。

それは、"公開されているメールアドレス"に対してメールを送るというものだ。

ほとんどの企業が問い合わせ先としてinfo@******なんてアドレスをウェブサイトや掲示物、名刺などに記載しているが、それらのアドレスに対してご案内という形式で営業メールを送信することは禁止事項ではない。

ちょっと考えるまでもなく当たり前である。オプトイン形式が一般的なのは企業対個人のやりとりであり、それを企業対企業にまで持ち出したら円滑な営業活動の阻害になってしまう。

個人宅に無差別FAX爆撃をかますサービスは無いとは言い切れないだろうけれども、なんだかしっくりこないサービスだなぁとは思うのだ。

こんな情報なら欲しいとあらかじめ選択したうえで、各所から情報の提供が来るのならまだいいんだろうけど、某ハッピーヘブンのように何か1つ登録してしまっただけで毎日山のようなメールがこれでもかとやってくるサービスは勘弁願いたい。
さて、こちらの記事で、次回手形イエローのグルメレポネタを大募集中です。個人的な意見だと、焼き鳥は一緒に食べたことがあるのでカレーです。もっと個人的な意見をいうと、レッドはそれほどスープカレーを好んで食べません。是非コメントしてください!