いーぐるのブロマガ

WA2とToHeart(PC&PS)とToHeart~RememberMyMemories~を絡めてみる

2014/08/18 01:06 投稿

  • タグ:
  • ToHeart
  • Remember_my_memories
  • WHITE_ALBUM2
  • 神岸あかり
  • 藤田浩之
  • 北原春希
さて、以下ネタバレというか色々あります。内容的には
WA2(結局まだ触れるんかいというツッコミはさておき)
ToHeart(PC版、PS版)
ToHeart~RememberMyMemories~(以下RMM、アニメ版、コミックス版)
を無理やり絡めてみようというものです。ええ、ただの自己満z(ry





「ハートフルラブコメディ」と銘打っているToHeartではありますが
WHITE ALBUMのように、三角関係というものは存在します。
(というか大抵のギャルゲーはそーゆーのあるんだろうけど)
例えば志保シナリオを考えた時の浩之・あかり・志保。
ToHeartアニメ版はゲーム版よりも顕著に、かつ丁寧にそれが描かれてますね。
どっちも最終的に志保が退く感じになり、WAのようなドロドロな
状況は見れませんが…。ただPC版についてはアレですが。
ここ、やってる事だけ見るとWA2のic終盤における春希とかずさに重なるんですよね。
もちろんそこはTo Heartなので、描写的にはライトかつドライ(と言う表現が
最適かどうかはさておき)にエンディングを迎えますが。
他にもVSイベントを考えると、いろんな組み合わせで三角関係が顕現します。
WA2の「幸せの向こう側」を考えると、あかり以外のエンディングでは
必ず裏で泣いてるあかりがいます。それを考えるとちょっと切ない。
まぁ個人的には、志保ENDとマルチENDは「恋人としては」あかりに
なってるんじゃないかと思ってはいますが。

しかしそう言った側から、今度はRMMの浩之・あかり・マルチ。
浩之のマルチへの執着は、見てる限り「恋心」が根底にあるとは
あまり感じませんが(その点では春希以上のお節介であり、それ以上に
マルチへの友情が衝動となってるように思います。この点では、春希のお節介は
「問題解決」が主目的であって「友人のため」は動機ではないのに対して
小春のお節介が逆に「友人のため」という点が主目的だという微妙かつ明確な
差異があることから小春に近いと言えるんじゃないかと)。

けどたとえそうだとしたって、あかりにとっては辛い光景ですよね。
それはとりもなおさず、浩之だけでなくあかりも「マルチは、マルチだから」
「人間とかロボットとか以前に、マルチだから」と浩之だけでなく
あかりも心から認めていることの証左です。
そしてそんなマルチの力になりたいがために、ロボット工学の道を選ぶ浩之。
…そりゃいくら温厚で菩薩のようなあかりだってキレますわ。
ゲーム版やってると、この辺りのやりとりは浩之らしくなくて違和感あるんですが。

そして高雄右京氏のコミックス版RMMではだいぶ軽く描かれるに留まってますが
浩之・あかり・雅史という三角関係も描かれています。
志保と同じように雅史も遠慮していたし、浩之とあかりがくっつくのが
最適解だと理解している上での告白でした。んで即振られ(雅史…)
直後に現れた浩之にその場を託して自分は去っていく。カッコイイ。
(その後志保が雅史のフォローに回ったあたりも良かった)

けど、あかりは強い娘だった。そんな中でも、行方をくらませたマルチを案じ
浩之の背中を押してマルチを探しに行く。ちょっと雪菜を思い浮かべます。

とまぁこのように(黒歴史扱いされてるらしいRMMはともかくとして)
冷静に考えてみれば、ToHeartの世界だって一歩間違えればドロドロの
昼ドラ展開はあり得ないとは言い切れない世界なんですよね。
そうさせない一番の要因はやっぱり浩之の人柄、道徳観。
困ってる人は放っておけないタチってところは春希とも一緒だけど
…でもなんか全然違うんですよね。浩之がイイ男すぎるのかもしれないが。

とまぁつらつら書いてみましたが、オレは決してRMMは黒歴史とまでは
思っていません。ToHeart2のキャラ出したかっただけだろ、と
穿った見方はしてたりしますが…w

ただRMMにはアニメ版(原作)とコミックス版で決定的な違いがあります。
それは終盤、暴走したマルチを探し当てた浩之とあかりの言動と
それに伴うマルチ自身の心の決着。
前者はあくまで感情プログラムの欠陥。決着方法は
「スリープさせ、修正プログラムを開発、アップデートを行う」
というもの。ロボットとして人間の幸せを願うべきという気持ちと
浩之のために何かをしたいという気持ち、それで傷つくあかりの存在。
矛盾した悩みはマルチのOSでは処理しきれず、無限に演算を繰り返してしまう。

最終的に浩之とあかりがお互いの気持ちをちゃんと言葉にして確認しあった上で
数年後(多分、大学卒業してそれぞれ来栖川エレクトロニクスに就職後)、
いよいよマルチを再起動する日を迎える…というもの。

オレはこれにずっと疑問を抱いています。
ロボットとして、二つの相反する感情を制御できなかった感情プログラムの欠陥。
それを修正できたとして、目覚めたマルチは最終的にどんな結論を出す、いや
出せるのか? その答えが無いまま、アニメのRMMは終わります。
ロボットとして、人間の幸せを最優先に思考ルーチンを改良したのなら
浩之とあかりを祝福してそれで終わるのか。
「心をもった者として」、浩之のためだけに生きていくことを望むのか。
修正された感情プログラムは、どっちの答えを出すのでしょうか。
どっちかと言えば前者だろうなぁと思うんですが、それって結局
マルチの今までの人格否定とも受け取れるやり方で、スッキリしない。

その点、高雄右京氏のコミックス版は実にToHeartらしい、すっきりする
結末になっています。「これは単に、一人の女の子が恋に破れた…それだけのお話」
綾香がそんなことを言っていました。
感情プログラムの欠陥ではなく、ただ答えが…浩之はマルチでなく、愛する女性として
あかりを選んだ…というもの。悲しい想いはしたものの、それでマルチのOSは
無限ループ演算処理を止めることができたし、暴走も収まった。
(ここでマルチのフォローに入った志保はホントいい役回りだとつくづく思う)

単行本1巻で最後まで収めなければならなかったため、神戸回や
琴音、レミィの告白→失恋シーンもありませんでしたが
(というか何故青紫先生キャラばかりこんな事をさせるんだアニメ版…)
個人的にはRMMについてはコミックス版が大好きです。

もしRMMアニメ版だけ見て黒歴史だと思ってる方がいらっしゃるのなら
是非一度、高雄氏のコミックス版を読んでみて欲しいと思います。

余談ですが、時々勘違いされてる方を見かけますので。
ToHeartアニメ版と、RMMアニメ版は続編という関係ではありません。
顕著なのは「雅史は前者で琴音といい感じだったのに後者ではあかりに…」
というのを目にしますが、そもそも続編ではなく別物であることは
理解したうえでご覧になったほうがいいと思います。
(ただしコミックス版の前期1~3巻とRMMは繋がっています)

その辺りの違いを見比べてみるのも、また楽しめるんじゃないかと思います。

もいっちょ余談ですがRMMアニメ版は琴音が浩之に告白→フラれた次の回で
あのロングヘアーをばっさり切ってしまっているのが見えます。
その後琴音の出番自体がめっきり減るんですが、マルチ捜索に
協力するとの電話をしてるシーンでは、元通りとまではいかないまでも
ほぼ前の髪型に戻りつつあります。スタッフ何がしたかったねん…。

あーそうそう。葵ちゃん&琴音の1年生(劇中2年に進級してるけど)コンビを
友人関係にした点は手放しで評価しますw

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事