文学研究誌 "willow"

~デレステプロデュース日誌~ 〇月〇日「新人P」

2021/02/26 14:14 投稿

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新人P■■もすっかり346に馴染んできたようだ。例えば今日であれば、美城専務が『プロジェクトクローネ』なるものを立ち上げ、千秋がそれに内定しているとの噂を私よりも早く仕入れてきた。これだけの大ネタだ、きっと桐生つかさ担当Pから聞き出したに違いない。まさか事務所イチとまで言われる情報通と仲良くなっているとは。恐るべし■■。

彼は思っていたよりもマイペースな男だ。不言実行派と私は呼んでいる。奈緒担当Pがその最たる例だ。あの人は常に何かしている。ライブ会場であの人を探すのは『ウォーリーを探せ』レベルだと、酔った勢いで凛担当Pが言っていた。それでいて、いざ口を開けば妙な例えがわんさか飛び出すのだから、全く面白い男だ。

その点、■■は手持ち無沙汰になるとすぐに見つけられるので安心している。一度2人を会わせてみたいものだ。しかし人間というものは、自分と似たタイプの人間と会うと、妙な嫉妬心や謎の対抗心を抱いてしまいがちだ。彼には彼らしくあってほしい。彼らの生き方にちょっかいを出す権利など私にはない。

彼がどういう経緯でアイドルプロデューサーを志したのか、私は未だ知らない。なんというか、聞き出しづらいのだ。私自身、プロデューサーになろうと思ってここに来たわけではない。ヘタなことを言って彼を幻滅させてしまわないかという不安と、彼の口からプロデューサーの信念のような言葉が飛び出しでもすれば、私はその場に立っていられるだろうかという恐怖から、私は目を背けてしまっている。とりわけ「今」においては。

■■はこれから、荒波にもまれ、暴風雨を受け、あるかどうかも判別のつかない航路を進むことになる。この表現は決して過言ではないようで、プロデューサーの離職率は比較的高いと聞く。私はよくもっている方らしい。

そう、私はよくもった方なのだ。


<<契約内容>> 派遣先:(株)346プロダクション
業務内容:臨時プロデューサーとして、所属アイドルの現場補助
契約期間:3か月毎に更新、最長年数未定
休日:週2日、変動制、派遣先に依存
各種手当:派遣先に依存

<<以下、作品の注釈>>
*この日誌は、2020年6月21日より始めたデレステにおいて、私がゲーム内で感じたことなどを多分に脚色した「創作的プロデュース日誌」です。時系列等、事実と異なる場合がありますのでご了承ください。
*なお(神谷奈緒ではない)、「私」はデレマスをやっておりません。その点も併せてご理解いただければ幸いです。
*プロローグはこちら
*ピクシブでも公開中です。
https://www.pixiv.net/novel/series/1341160

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