文学研究誌 "willow"

~デレステプロデュース日誌~ 〇月〇日「師走の足音」

2021/01/03 14:14 投稿

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いろんな仕事がホイホイ決まるのは大変ありがたいことだが、その分スケジュール調整が複雑になっていくのは言うまでもない。とりわけ、千秋の大学との兼ね合いに悪戦苦闘中である。私が大学の『単位』というシステムを未だにキチンと理解できていないせいで、彼女と揉めることがしばしばあるのはいただけない。早急になんとかせねば、このままでは無事に年を越せる気がしない。

さて、今日も今日とて、私のみならず多くのP達がせかせかと、師走の極みであった事務所にて。荒れ狂うP達の波を押しのけるように、私のデスクへ向かってくる人影があった。千川さんである。ごく一部で『年中師走』と呼ばれているだけあって、そのフットワークは見事なものだった。

私は身構えた。彼女との会話は、なんか妙に緊張するのだ。上司ではないが同僚でもない、絶妙な関係性がそうさせているのだろう。それに、彼女がデスクに直接来るときは、決まって重大発表なのである。かのCDデビュー決定の時だってそうだった。あの日も事務所は賑やかだった。にもかかわらず、それはそれは明瞭に、コトンコトンと近づく足音が。そして音が間近で止まったその直後!

「折り入ってご相談があるのですが……」

ほらきた。さあ今日は何を持ってきて下さったのでしょう。えぇもう、ドンと何でもおっしゃってください。

「現在研修中の■■の教育を、今後お任せしたいと考えておりまして」

え。


曰く、様々なアイドルの現場に付く臨時Pという形態が、新人教育にピッタリなのだそうだ。いや分かるけど、分かるんだけど、私まだP歴一年と経ってないんだぞ。そのあたり大丈夫なんだろうか。私が教えられることと言っても……。

今週中に返事を出す。

<<契約内容>> 派遣先:(株)346プロダクション
業務内容:臨時プロデューサーとして、所属アイドルの現場補助
契約期間:3か月毎に更新、最長年数未定
休日:週2日、変動制、派遣先に依存
各種手当:派遣先に依存

<<以下、作品の注釈>>
*第3章始まりました。
*この日誌は、2020年6月21日より始めたデレステにおいて、私がゲーム内で感じたことなどを多分に脚色した「創作的プロデュース日誌」です。時系列等、事実と異なる場合がありますのでご了承ください。
*なお(神谷奈緒ではない)、「私」はデレマスをやっておりません。その点も併せてご理解いただければ幸いです。
*プロローグはこちら
*ピクシブでも公開中です。
https://www.pixiv.net/novel/series/1341160


更新は一週間以内を予定しております。名刺ID:dd312f77b6

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