お久しぶりです。クルスクっペンです。
相変わらずウクライナ情勢が緊迫しています。トランプ氏が荒ぶり、アメリカのウクライナ支援は停止されましたりしていましたね。欧州各国はアメリカの行動にドン引きして、独自の行動を取ろうとしています。欧州君、いままでサボりすぎたので仕方ありませんね。
ウクライナの国防費は約537億ドルでした。そこにアメリカは約665億ドルを軍事援助しており、国防費の二倍になっとるやんけ、という状態でした。こんな状況で、アメリカの軍事支援が止まると、ウクライナの戦闘能力は格段に低下するのは間違いありません。
ちなみにロシアの国防費は約1,450億ドルで、支援を受けたウクライナの国防費とそんなかわらないんだなあと思ったり。人口規模4倍差があるのに、同額の予算って、恵まれてるなウクライナ。いままで、アメリカ合衆国のGDPの0.37%をウクライナの援助に当てていました。こう数字にするとすごいですね。それでもウクライナはロシアの侵略から防衛するので精一杯でした。しかしこれからはそうはいかないかもしれません。
米国がここまで信用できないとなると、日本や欧州では軍事的自立の動きが出始めるのは当然です。しかし、現実的な問題として、それは限定的なものになるでしょう。というのもアメリカは第二次世界大戦以降、ずっと航空戦力に投資を続けてきた巨大帝国であり、その航空戦力を埋め合わせることが可能な国はどこもないからです。みなさんうじゃうじゃ言うでしょうが、結局アメリカ依存はどこも変わらないと思います。航空優勢は戦争の勝敗を決しますからね。
一方で、アメリカへの依存を軽減する動きは盛んになると思います。特に核については尚一層盛り上がると思います(一番、信頼が大切になる部分ですからね)。かつてド・ゴール将軍は、アメリカの核戦力の信頼性について「ワシントンを犠牲にパリを守るのか」と疑問を呈した話は有名です。この辺の核バランス話は非常に興味深く、ロシアがポーランドの米軍基地に核使用した場合、アメリカはロシアを核攻撃せず、隣国のロシア同盟国ベラルーシを核攻撃するのが「吊り合った報復」となると言われております。これ、東アジアに広げて考えると恐ろしいですよね。
フランスでは核の傘の提供範囲を広げると同時に、近年ではお隣韓国において核武装論が盛り上がっています。韓国側の研究者から「日韓同時核武装論」などが提唱されはじめており、いやあ、次の時代がきたなあという感じがします。韓国とか米国から梯子外されたら隣国の匿名ガチキチ核武装朝鮮(最近は通常兵力もちゃんと強い)に襲われて死ぬしかないので、仕方ありません……。
ちなみに、日本なのですが、核武装は水面下でガンガン進んでおります。もはや80年前の兵器となった核爆弾の開発は、やろうと思えば半年で可能です。ずっと問題となっていたのはその運搬手段でした。どうやって核爆弾を中国人のところに運ぶのかという問題です。しかし、近年の自衛隊はこの問題を解消しつつあります。というのも「お前どう見ても大陸間弾道弾だろ(東京から北京までは2100キロですが、3000キロは飛ぶミサイル)みたいなミサイルやら、「核ミサイル運搬用にしないとそれ作る意味あんまないですよね」っていうなんか変な潜水艦の開発を行っており、もうやる気満々です。2030年代には政治が決断すれば半年で「使える状態で核武装」できる体制に持っていけると思います。「核ミサイル載せないとそれ作る意味ないよね」という不思議な潜水艦については、なぜか韓国も作ろうとしており、まあ次の時代の準備が着々と進んでるなという気がしています。
我が国が核武装をする日はそう遠くないかもしれません。
コメント
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なんとか人狼、なんとか鬼のような企画が面白かったのではなく、旧我々だメンバー同士のかけ合いがウケていたのだとそろそろお認めになったらいかがですか? 実際、いまの二グループの再生回数の差にも表れていますよね?
こちらのチャンネルでは、再生が回っている歴史系、戦争系(Civ, EDF等)に注力された方がよろしいかと。
(ID:62104567)
本当に、バラエティ系をやるのはあまりに厳しいと言わざるを得ません。
こんなに言うのも、ここで総統の才能を終わらせてほしくないからです。どうか戦略のご再考を。
(ID:62104567)
なぜキズナアイの中の人が変わってあれだけ炎上したのか、総統ほど聡明なお方なら分かるはずです。
取り替えのきかないものなのです。