●東大阪市稲田新町地域編集長 びんの記事をご紹介します!
「近鉄は、トップレベルのラグビーを教えてくれた場所ですから、僕の原点です」
と話すのは、キム・ヨンデさん。
運動量抱負なフランカーとして、また個性豊かなヘアスタイルでファンを魅了するラガーマンです。
今年の3月までNTTドコモでプレー。
8月に「ステーキ食堂BECO」をオープンされました。
体づくりのために研究していた「肉の摂り方のノウハウ」を活かして、一念発起しての起業です!
「肉ってヘビーなイメージがありますが、赤身はタンパク質で、
上手に食べれば美味しいうえにヘルシーなんですよ」と熱く語るヨンデさん。
国産の赤身肉を炭火で焼いて提供。
お客さんがこぞって会計時に「やす!もうちょっと取らなアカンよ!」と言ってくれるのが
今の楽しみなんだそうです。
そんなヨンデさんの子供の頃の夢は、東京大学に進学して弁護士になることでした。
大阪市内の中高一貫私立校である上宮中学に進学したのですが、
そこで「中学の先輩がかっこ良く見えた」ことからラグビー部に入部。
すっかり虜になり、ラグビーに打ち込みたい一心で
2年生の時に地元の公立中学に転入してしまったのです。
高校は島根県の江の川高校(現:石見智翠館高校)、そして大学は大阪産業大学へ。
「高校でめちゃくちゃ頑張って燃え尽きたんですかね。
続けるか迷っていたんですけど、大学でもラグビーをやって、
大学卒業後は近鉄ライナーズに入団し、プロ選手として2年間在籍します。
たった2年でしたが、そうとは思えないほどにファンへ強烈な印象を残しました。
だから辞めると知った時は寂しかったです。
「引き止められましたよ。試合にも出してもらえてましたし。
でもいろんな経験をして、いろんな人に出会いたかったんです」
退団後オーストラリアでリーグラグビー(13人制)のチームに半年滞在し、その後ホンダで2年半。
リコーに2年、そしてNTTドコモに2年在籍していました。
これほど多くのチームを渡り歩いた選手はそうそういません!
「ひとつのところにあまり長く居座るのは好きじゃないんです。
それにニーズのあるチームでチャレンジし、ステップアップして高い評価を得たいですから」
むむむ。若手やり手ビジネスマンにインタビューしている心地です。
話し込んでいると、頼んでおいたランチメニューが到着。
↑ステーキ丼シングル。850円。
柔らかい中に、しっかりとした肉の食感があるステーキ丼、これでシングルです!
赤身の肉なので、ダブル・トリプルもガンガン行けそうです。
↑ステーキハウスのビーフカレー。850円。
カメラマンはビーフカレーを注文。こちらは打って変わって、溶けそうなほど柔らかいお肉。
カレーと肉が見事に絡み合っています!
取材の最後に「この先の目標ってありますか?」と聞いてみたところ
「早く地元に根付いたお店にして、ラグビー関連の活動も増やしていきたい。
今まで僕を育ててくれたラグビーに恩返しがしたいんです」
と、現状をしっかり分析し当面の目標をすでに設定されていました。
「ステーキ食堂BECO」もヨンデさんも、今後がますます楽しみであります。
ディナーにはこんなメニューもあるんです!
店舗データ
ステーキ食堂BECO
住所:大阪府大阪市都島区東野田町1-15-12 1階
TEL:06-7172-9069
定休日:第2・第4月曜日
営業時間:11:30~14:00(LO13:30) 17:00~23:00
駐車場:なし
※東大阪市稲田新町地域編集長 びんの記事はこちらから読めます。
■元の記事を読む(スマートフォン専用です)
コメント
コメントを書く