いったい、どこへ行くのやら。様々な情報が飛び交っております。一部スポーツ紙で「年俸5億円が条件」という報道も。真偽のほどはともかく、商業的なメリット込みで妥当な線かどうか。すでに31歳。放映権バブルに沸くヨーロッパでも、さすがに現在の本田さんを純粋な戦力としてカウントするクラブは少ないでしょう。最も注目される「Jリーグ復帰」のシナリオは、条件面(特に金銭面)で折り合うクラブが諸外国になかった場合のみか。やっぱり国際市場を股にかけるセカンドキャリアのビジネス展開をにらみながら、交渉の優先順位を考えるのかな? 日本サッカー界への恩返しという体で戻ってきてほしいところだが、このあたりは意外と「浪花節」じゃないようで……。