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Vijuttoke20年1月号「SHiSHi」インタビュー

2020/01/28 23:00 投稿

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SHiSHi HP

L→R Guitar.ショウジ・二・メアリー / Drums.神門 亮平 / Vocal.伊吹 玲乃 / Guitar.お花 / Bass.やまと



2nd Single「ぐるぐる症候群」2020年1月22日リリース

輪廻盤 

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RDF-0014 ¥2,000(税別) 
M1.ぐるぐる症候群 
M2.病みうさぎ2
【DVD】
「ぐるぐる症候群」
Music Video+Making



転生盤 

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RDF-0015 ¥1,500(税別) 
M1.ぐるぐる症候群 
M2.病みうさぎ2 
M3.必殺!ミラクルアルティメット!



【oneman LIVE】
■2nd single 発売記念 SHiSHi 初 5 大都市ワンマンツアー『HELP ME 2020』
2020年2月07日(金) 名古屋 HOLIDAY NEXT
2020年2月09日(日) 大阪RUIDO
2020年2月21日(金) 広島セカンドクラッチ
2020年2月22日(土) 福岡DRUM SON
2020年3月08日(日) 渋谷REX



幕末の志士のように世の中を斬って連鎖反応を起こし勝利を掴む、そんなメン バー全員が主役となり得るアンチなヒーローをコンセプトにするSHiSHi。
第二 章の幕開けとなる2nd Single「ぐるぐる症候群」 (グルグルシンドローム)が2020年1月22日リリース!!
Vijuttokeではそんな彼等に各メンバーのパーソナルインタビューを入れての大特集を決行!!


■2020年1月22日に2nd Single『ぐるぐる症候群(シンドローム)』が発売されます。まずは今回のシングルをざっくりどんな作品になってるか教えて下さい。

玲乃:ラウドな所もあり、サビはPOPに突き抜ける所もあり、音楽的には自分達でも自信があるぐらい格好良いと思う作品になりました。今回の『ぐるぐる症候群』は、前の『かまちょ。』から続いているストーリーの中の一部ってのがでかくて、色々伏線を張った中の回収の作品なんで、1つの音源と言うよりも、今までのMVとストーリー合わせての作品って言った方が当てはまるのではと思います。

■この一連のストーリーって?

玲乃:前世と現世で分けてあるのですが、『かまちょ。』の時は前世で、『病みうさぎ2』でウサギに生まれ変わったから、僕が天使のワッカを付けてて、ただウサギのまま人間に戻りたく無いと思っていたけど、人間に戻ってしまって、そのリアルを歌うのが今回の『ぐるぐる症候群』ってストーリーになってます。

■なので、前回のアー写はウサギの格好をしたアー写になってたんですね!

玲乃:なので今回は輪廻転生で、輪廻盤と転成盤となってます。

■タイトル曲になっている『ぐるぐる症候群』ですが、マイナス要素が強いフレーズが多く入ってると思いきや、個人的にはすごくプラスなメッセージも感じました。玲乃さん実際今回の歌詞どうなんでしょうか?

玲乃:楽しくライブ出来るようでしか考えて無いですよ。考えながら歌詞書かないから。ショウジが曲作って、メロディが来た時点で、大体歌詞は決まってるんですよ。ここインパクト強くしようとかの軽めの手直しはしますが、全てはライブが楽しく出来そうな感じと、メロディーがメッセージ性が強そうなら、メッセージ性が強いように書くし。メロディが来た時点で、大体の音を色で感じるんですよね。この曲赤ぽいなと思ったら、赤ぽい歌詞、そう言う感覚なんですよね。めちゃ考えて歌詞を書いた事が一回も無い!

■天才じゃ無いですか?(笑)

玲乃:(笑)天才か分からないけど、そう言う感じでしか歌詞を書いた事が無いから。もしかしたら幼稚な感じな歌詞かもしれないけど、勿論ストーリーはあるので、それに合わせては書いてますよ。タイトル決めて書く事もあるし、書いてタイトル決める事もあるし、そこは結構迷う事はあるけど、迷うのはそこしか無いんですよ。引き出し無いから。

■いやいや、ただフレーズが面白いですよ。センスだと思いますよ。色で音を感じるとかも!

玲乃:今日のライブ、良いライブが出来そうです。一同:(笑)

■今回の『ぐるぐる症候群』ですが、各メンバーさん的には、どんな作品になったと思いますか?プレイヤーとしての部分でも!

やまと:今、歌詞の話もありましたが、全部感覚で玲乃くんは書いてるんで、前情報が無かったりとか、SHiSHiを聴いた事が無い人でも、全部の作品すっと入るんですよね。自然に聴いて、パッと脳に入って、口ずさんじゃうってのが成り立つんで。そこがSHiSHiの曲の強みではあると思います。今回の『ぐるぐる症候群』は、マイナスで葛藤のイメージが僕は聴いた時にあったので、今までの曲よりもちょっと考えさせる、お客さん側に全部あげちゃうんじゃなくて、問いただして向こう側で答えを見い出す、そんな曲になりました。今までの曲の中で一番好きです。

神門亮平(以下.亮平):確実に知ってるワードなんですけど、普段使わない言葉がめちゃくちゃ出てくるんですよ。「ぐるぐる」とか、「かまちょ」とか、「病みうさぎ」とか。知ってる言葉だからパッと覚えちゃったり、人の耳に入るし、そんな脳に残るフレーズがパッと出てくるのが凄いと思います。

玲乃:今日のライブ、良いライブが出来そうです。一同:(笑)

亮平:ただ、『ぐるぐる症候群』は単純なフレーズ一杯なんですけど、キメってキメもあって、合わせるのが逆にめちゃくちゃ難しいです。

やまと:めちゃくちゃ大変ですね。

■SHiSHiの曲ってどの曲もリズム感が跳ねって言うか、体を動かしやすい、ノリやすい曲が揃ってますよね!

ショウジ・ニ・メアリー(以下. ショウジ):ねらってるんで!一同:(笑)
全部ねらってますよ。メロから何から分かり易く、そこで一番盛り上がるようにとか。自分はメロコアが好きなんで、映えるギターにもしています。メロだけで言ったら、ボカロとかを取り入れてる事が多いので、早いと言うか口数が多かったりとか。後、玲乃が曲作る時にワードをくれるので、そのワードが繰り返し前に出るようにとか意識してますね。

お花:ツインギターで考えると自分は基本的に邪魔しないってのでやってます。『ぐるぐる症候群』は、珍しくエモみがあって、泣けそうなニュアンスが混じってて、今までは楽しさ全開ヤッホーみたいな感じだったけど、はじめての切なさ感もあるのかなって。新しいSHiSHiの色が出来たって感じがしました。

■0枚目のミニアルバムで『病みうさぎ』を2018年の年末に発表してましたが、今回は『病みうさぎ2』って事で、前作との関連性ってどんな感じなのでしょうか?

玲乃:一応関連性はあるのですが、『病みうさぎ』って言葉に関しては、意味なんて無いです!一同:(笑)

玲乃:勿論、歌詞はウサギを人に見立ててとか書いたりしましたが、基本意味なんて無い!楽しければ良い!これに関しては、遊びに行こうよ!的な。だって楽しく無いですか?ぴょんぴょん言って!これに関して歌詞の事を俺がマジで言ったら、『病みうさぎ』って成立しないって言うか、バカでいたいと言うか、あまり説明したらダメな曲じゃ無いかと!

■『病みうさぎ』と『病みうさぎ2』での楽曲作りでは?

ショウジ:『病みうさぎ』も単純なフレーズを使ってるんですけど、今回『病みうさぎ2』もそんな単純なフレーズになってるんですが、自分がギターをやり始めた時にZebraheadってバンドに影響を受けたんですけど、あそこら辺のパンク好きなんでその辺の要素を取り入れてます。メロと同期を外したらマジそれです。

■通常盤のみ収録されている『必殺!ミラクルアルティメット!』ですが、お客さんものりやすい、めちゃキャッチーな曲ですよね!ホールにいたら、行きたくなりますね!

玲乃:この曲マジで好きなんですよ!ロックバンドだなってニュアンスもライブでも出るし。

■歌詞とかは?

玲乃:歌詞とかは、、、、、、、、、、、、、、勿論意味はありますよ。一同:(笑)
ただ、歌詞書いたんですけど、これは僕が「必殺!ミラクルアルティメット!」って言いたいから作った、言いたいから歌詞を書いた曲。中身は俺達の曲を聴いたら逃げれないよ!逃がさないよ!離れちゃダメだよ!って思わせるように書いたってのはあるかな。だから「必殺!ミラクルアルティメット!」!

亮平:この曲の中で、めっちゃ必殺技を言う所あるけど、最後はキャンディで終わるのね!一同:(笑)

玲乃:これも完全にのノリなんで、何でも良いんですよ!

■前作6月に発売した『かまちょ。』から、今作で、各メンバーさん変わった事とかありますか?レコーディングの事や、音作り、個人的プレイヤーの事などで。

亮平:自分はライブでドラムのフレーズをどんどん改変して行くタイプなんですが、『ぐるぐる症候群』はデモを聴いて、スタジオで合わせる時とですでに全然違いました。

やまと:さっき『ぐるぐる症候群』は難しいっていったじゃ無いですか。勝手に自分のリズムでやっちゃうとノリが全然出ないんですよ。クリックと合わせに行くとノリが出なくて、この間までそれをリズム隊が気付かなくて。ぶっちゃけ今でも苦労しているのですが、最近スタジオで解決方法がやっと見つかって、少しづつライブでもグルーヴが良くなってきて、ただこれからライブしながらもっと発見して完成して行く曲なのかと。

亮平:だこう言うハネる曲って今までやった事が無くて、元々初めてやったバンドがBOOWYのコピーバンドだったので!一同:(笑)

■確かにBOOWYはめちゃくちゃストレートなバンドだもんね!

亮平:ちょうど結成して1年半ぐらいで、やっと個人個人の癖がわかって来ましたが、SHiSHiの楽曲は今でも難しいですし、ノリをどう出すか!ですね。

やまと:レコーディングもノリだけを重視しましたね。自分のやりたい事も一旦捨てて、シンプルに。

お花:曲に関しては、他のメンバーに任せてて、ぶっちゃけ何の言葉も出てこないんですよ。一同:(笑)

お花:ただバンドとしてのコンセプトだったり、自分の考えは『かまちょ。』では可愛いさをとことん突き詰めて頑張ろうと思ったんですけど、『ぐるぐる症候群』では格好良さも入れて行きたいなと。ライブはよりぶっ飛んだライブを意識出来る様になりました。足かせが取れて翼が生えた感じでやれてます。

■二人とは全く違う感じなんですね!

お花:サビはバーンって白玉で頭だけ合わせるだけなんで!一同:(笑)

ショウジ:ラウドな曲は 嫌だって言われてたんですけど、今回はやってしまおうかなと。ただサビがPOPになりそうなギリギリの境目を攻めたのが今回の『ぐるぐる症候群』ですね。

■来年年2月からワンマンリリースツアーがはじまりますね!今回はどんなツアーにしましょう?そしてどんなライブを作って行きたいですか?

玲乃:タイトルが『HELP ME 2020』なんですけど、これもコンセプトがあるワンマンツアーなんですけど、一番大切にしたい事はやっぱり楽しむって事なんですよ。自分達楽しんでできるぐらいのテンション感でライブを作る!その雰囲気をいかに作れるかってのが、今回のツアーのコンセプトでもありますね!

■それでは、最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

ショウジ:魂削って楽曲制作しているので、是非聴いて下さい。

お花:これからもSHiSHiを宜しくお願いします。

やまと:音源だけでは分からないアレンジが沢山ライブにはあるので、是非ライブに遊びに来て下さい。

亮平:音源は音源の楽しみ方と、ライブはライブの楽しみみ方あるけど、SHiSHiはライブの方が絶対楽しいので、是非来て下さい。

玲乃:SHiSHiって仲が良いですよ。それを感じられるライブにしたいし、それを出して行く努力もするし、新しい事にも挑戦するし、音源だけ聴いてる人もいるとは思うけど、一歩足を踏み出してライブに遊びに来て欲しい。Vijuttokeを見てる人に、その人生で良いのかな?もっとセンスをあるバンドを見た方が良いんじゃない。俺達自意識過剰じゃなくて、そのオーラ、雰囲気のセンスを是非見に来て下さい。


*各メンバーのパーソナルインタビューは紙面限定です。
ぜひ紙面Vijuttokeをゲット下さい。

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