8月1日(金)、東京・新宿ピカデリー スクリーン1で映画『るろうに剣心 京都大火編』の初日舞台挨拶が行われ、佐藤健、武井咲、伊勢谷友介、青木崇高、神木隆之介、江口洋介、藤原竜也、大友啓史監督が顔をそろえた。
主演の佐藤が「僕たち、上映後の舞台挨拶をやるのは実は初めてです。見終わった直後のお客さんと会うのは初めての体験なのでドキドキしています」とハニカミながらコメントすると、会場からは「剣心サイコー!」と歓声が。
前作『るろうに剣心』(12年8月25日公開)から引き続きの出演となった、武井、青木、江口。
紅一点の武井は、「初日を迎えられて本当に今うれしく思います。そしてこんなにもたくさんの人が来てくださって感謝しています」と笑顔を見せた。
青木は、「やってくれんじゃねーかこのやろー! って感じです!! (現場では)とにかくテンションが上がりっぱなしで…。パート1のその前からずっとテンションが上がり続けていたんじゃないかな? 友達や色んな人に感想を伝えてほしい。2回3回と観ていただきたいです」と、豪快に挨拶。
江口は、「見終わった後、カロリー消費が多い映画です。皆で全力を尽くして作った映画です。楽しかったらもう一回観ていただき、9月13日(の『伝説の最期編』)を楽しみにしていただきたいです」と。
今回、新たに剣心の前に立ちはだかる志々雄真実、四乃森蒼紫、瀬田宗次郎を演じた、藤原、伊勢谷、神木の3人。
藤原がマイクを手にすると、会場からは一際大きく「志々雄様―!!」と声援が。今回の見どころの1つである志々雄の衣装・通称“志々雄スーツ”について、「あれは本当に大変で…。トイレも行けないし、耳も聞こえないし、気分も悪くなるし(苦笑)。でも、多くのスタッフさんに支えられ、キャラクターを作り上げていただきました」と、撮影の苦労を語った。
伊勢谷は、壮絶なバトルシーンについて「(俳優のみんなとは)仲がいいから思い切りやりあえる! 青木君になんて特にどんどんやらせてもらいましたからね(笑)」とニヤリ。
宗次郎役を切望していたという神木は、「本当に待ちに待った初日。緊張とワクワクで昨日少ししか眠れませんでした!」と感無量の様子。
また、宗次郎と自身の類似点を尋ねられると「宗次郎は普段は0%だけど、斬りに行く時に100%の力を出し、また0に戻るというイメージなんです。僕も意外と(?)高校の勉強とかは、“やるときはやる、やらないときはやらない”と分けて生活していたので、そういうところは似てるかな?」と語った。
そして、今作でもメガホンを取った大友監督は、「公開日に間に合うかと思ってたんですが、おかげさまで『伝説の最期編』も一昨日無事に出来上がりました! お客様のところに届けられるスタンバイができてホッとしています」と報告。
観客から「圧倒されてヘロヘロです!」と声が上がると、「『伝説の最期編』はもっとヘロヘロになると思うので、準備してお待ちください!」と。
また、8月3日「ファンタジア国際映画祭@モントリオール(カナダ)」での“北米プレミア”、そして8月6日、フィリピン・マニラでの“アジアプレミア”開催が発表されると、「前回から世界を目標として監督と話をしながら作っていました。前作も世界の人に見ていただき、ありがたいことに評価もしていただけたので、続編はもっと行けるだろうと思って作りました。できる限りPRしていきたいと思っています」と意気込む佐藤。
最後は「世界でも盛り上げていきたいですが、まずは日本です! 今日からこの映画が公開になります。今日からお祭りが始まると思っています。皆さん今年の夏は映画の夏にしましょう。『るろうに剣心』の夏にしましょう。今年の夏は映画館に行きましょう!」と力強く舞台挨拶を締めくくった。
▲8月4日(月)まで「新宿ピカデリー」で開催中の「るろうに剣心特別展示」。
実際に佐藤健が撮影で着用した剣心の衣装や、今にも動き出しそうな等身大志々雄座像も!
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『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』
監督・脚本:大友啓史 原作:和月伸宏 脚本:藤井清美
出演:佐藤健 武井咲 伊勢谷友介/青木崇高 蒼井優
神木隆之介 土屋太鳳 田中泯 宮沢和史 小澤征悦/
滝藤賢一 三浦涼介 丸山智己 高橋メアリージュン
福山雅治・江口洋介・藤原竜也 ほか
●『京都大火編』公開中、『伝説の最期編』9月13日(土)より全国公開
公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/
©和月伸宏/集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会