こんにちは!ユニです。
この度、放送に使っているパソコンのHDDが残念な事になってしまいました(´・ω・`)

パソコンにご興味のない方には面白くない内容かもしれませんが、
その時の作業の流れをメモ代わりにブロマガに書いてみたいと思います。

※この記事は故障や不調の際の正しい対処法を紹介する物ではありません。
 あくまで「こんな風に対処しました」というものなので、ご自身の不調の際には参考にしないで下さい。
 また、PCの不調の原因や復旧方法はケースバイケースです。


『夏の終わりから秋にかけてはハードディスクが壊れやすい時期』
というのは全くソースの無い完全な個人的持論ですが、予想通りの残念な事態が発生しました。

PC不調 1日目

パソコンの起動がとても遅くなりました。
システムドライブはSSDなのでいつもなら数秒で起動するのですが、
今日はパソコンが起動してから落ち着くまでに10~20分もかかってしまいました。

色んな原因が考えられましたが、起動後は正常に動くので「何か」が足を引っ張っているようです。
以前、別のPCに壊れかけの外付けHDDを繋げた際に、それが原因でシステム全体の起動が遅くなった経験を思い出したので、とりあえず個別のドライブを調べていくことに。

Windows7付属のリソースモニターで監視した所1つのドライブへのアクセス時間が以上に長いのを発見。
原因はこのHDDっぽいと見当をつけました。
購入して丁度一年くらいの新しいHDDでしたが、主にフリーソフトやPCゲームなどのプログラム、ニコ動用ファイルの書き出しや保存場所にしていた為に消耗が激しかったのかもしれません。

Cドライブ:SSD Windows7システム・主要なプログラムフォルダ
Dドライブ:HDD 容量が大きいPCゲーム・フリーソフト・ニコ動用エンコード書き出しなど
Eドライブ:HDD 投稿し終わった動画ファイルやバックアップ用途

幸い、以前からHDDの健康状態を示すS.M.A.R.T情報をチェックしていて「Dドライブはそろそろちょっと不安かもしれない」というデータが出ていたので、大切なファイルは1ヶ月前にEドライブにバックアップ済みでした。
ただ、直近の設定やファイルについてはぜひ救出したいので、おそるおそる別のドライブにファイルをコピーし始めました。
「100KB/秒」という遅さでしたが一応データは読み出せるので、焦らずじっくり救出を続けることに。

電源を落とすと二度と再認識しない恐れがあるので、以降PCは起動しっぱなしです。

PC不調 2日目

起きてもまだデータのコピーは継続中でした。

不調のHDDは、エクスプローラで開くと殆どのフォルダにはアクセスできましたが、だんだん応答が遅くなっていきました。
徐々にコピーする速度も「10KB/秒」と遅くなってきて、「セマフォのタイムエラー」「I/Oデバイスのエラー」などでコピーの失敗も増えてきました。(再試行で読み込めたりするんですけどね)

ただ、終わりの瞬間は刻一刻と迫ってきているようです。
救いたいデータは全体の7割程度コピー完了、
果たして残りを救い出すことは出来るのでしょうか…!

PC不調 3日目

いよいよHDDの応答が遅くなりエクスプローラ経由のコピーが出来なくなってしまいました。
コマンドプロンプト経由でも反応がなく、不調ドライブにアクセスするとパソコン全体がフリーズするという事態に。

残りの救出したいファイルは1割程度、インストールし直して再設定すればいいようなものばかりでしたがそれも非常に手間と時間がかかるので、なんとかしてHDDからデータを復旧を目指します。

再度認識をしなくなる可能性はありましたが、フリーズしてしまったPCをシャットダウン。
『もう二度と(HDDが認識しなくなって)使えなくなっても良いという覚悟』ですね。

電源が切れたので、買ってきた新HDDを繋いでセーフモードで起動後ドライブレターをDに。
不調のHDDはUSB外付け化して、ここからデータを救い出すことにします。

USB経由で繋ぐと奇跡的にドライブを認識!(゚д゚)
したのですが、エクスプローラ経由では
「ファイルまたはディレクトリが壊れているため、読み取ることができません。」
というエラーで単純なコピーは無理そうです。

症状をまとめると
 ・HDDから明らかな異音はしない。
 ・「ディスクの管理」でデバイスは認識してる。
 ・パーティションもドライブレターも認識してる。
 ・フォルダ構造を開こうとすると読み込みが以上に遅いか上記エラーで弾かれる。
ということで、ファイルシステムやインデックスがおかしくなっているのではないか
という予想を立てました。物理的じゃなくて論理的なやつの方ですね。

今回はまず、市販のデータ復旧ソフトやTestDisk(フリーソフト)ではなく
Windows7付属のチェックディスク(chkdsk)を「読み込みオンリー」で走らせてみます。

※注意:
ウィンドウズ付属のチェックディスクはハードディスクに大きな負荷をかけるので、壊れかけで瀕死のHDDに行うとトドメをさしてしまう可能性が非常に高いです。

また、チェックディスクによる「ファイルの修復」や「不良セクタの回復」などをしてしまうとディスクの状態を書き換える事になり、どんな手段でもファイルの救出が出来なくなる可能性もあります。
「チェックディスクは諸刃の剣」です。
お金と時間に余裕があるなら、何もせずに「データ復旧サービス」をしている専門業者に電話をまずするのが一番でしょう。

チェックディスクの結果、「ファイル レコード セグメント ○○○の属性レコードは破損しています」や「属性一覧エントリは破損しています」のエラーメッセージがずらりと羅列されました。
(システムディスクではないので、Windows7のコマンドプロンプトで実行しています)

「これはやっぱり論理エラーっぽい何かだ!」(゚д゚)と判断して、
今度は「chkdsk /f」、つまりファイルの修復を指示してチェックディスクを実行しました。

相当時間がかかると判断して、本日はここで就寝( ˘ω˘)zZZ

PC不調 4日目

朝起きてもチェックディスクは進行中です。
「孤立ファイルレコードセグメント○○○を削除します。」というメッセージが並んでいるところをみると、インデックス以外にも致命的なエラーが発生しちゃってるのかもしれません(゚д゚;)

ただ、チェックディスクは一度始めるともう止められません。
もし無理矢理止めたらいったいどんな恐ろしい事態になることか…!

というわけでパソコンが操作できないので、
FF14でギャザラーリーブをやっていたら採掘士がLV43まで上がりましたヽ(*゚д゚)ノ

現在チェックディスクの進行度は45%、いつ終わるのか、そしてファイルは救出できるのか…!

次回をお楽しみに!(╹◡╹)ノシ