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ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科【SS版】 part17(動画打ち切り後の展開へ突入中)

2013/12/10 18:13 投稿

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※このSSは権利問題により削除したゆっくり解説動画
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科」シリーズの、
茶番(ストーリー)部分のみを纏めてリメイクした内容になっています。
また、現在投稿中のゆっくり解説動画
ゆっくり妖夢がみんなから学ぶ ウルトラ怪獣絵巻」や、
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ 昆虫大百科」の前日談という扱いにもなっております。
ウルトラシリーズ及び、東方Projectの二次創作なので苦手な方は注意!!
(設定も原作を元に、一部オリジナルが入っています)


前回のお話はこちらからどうぞ。
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar409385

part17「戦いの始まり」

魔理沙は紫からビルの内部を写した地図を貰い、
キリエル人が潜む部屋の大よその位置を確認した。
魔理沙の持つ空間は空間転移能力でワープする事が可能だが、
目的地をあらかじめ把握しておく事で、その位置にちゃんと到着出来る精度が増す。
紫は空間の存在を知り、土壇場で一部作戦を変更したのだった。


  「これで二手間ほど省けたわね。持ち物もちゃんと渡したわよね?じゃぁ、後は作戦通りにね」

魔理沙「えっ?もう行っちゃうのかよ?」

  「言ったでしょう?貴女たちの仕事はキリエル人を惹きつけておく事。それにあの4人の救出もね。私はその間に【とっておきの秘密兵器】を持ってきてあげる」

やる夫「何だおそれ・・・」

  「あら?何よその疑いの目は。大丈夫大丈夫、手はず通りにやれば上手く行くはずだわ」

やらな「うーむ、今はこの人を信じるしかあるまい・・・」

霊夢 「頼んだわよ。もしかすると、秘密兵器の出番が来る前に戦いが終わっているかもしれないけどね」

  「あら、心強いお言葉だこと。では、また後ほど・・・」


そう言うと紫はスキマを展開し、笑顔でその中へと消えて行った。
目標のビルの近くにある裏路地に集まった5人は、二手に分かれて行動する事になるので、
その分け方について意見を交わし合っていた。


早苗 「・・・すると、私がやる夫さん、やらない夫さんと一緒に?」

霊夢 「そうね、こっちは私と魔理沙が担当するから」

魔理沙「なぁに、いざとなれば私が空間を展開して助けてやる。お前たちが無駄にウロチョロしなければすぐに見付け出せるぜ」

やる夫「た、頼んだお。魔理沙・・・」

やらな「見付けると言えば、やっぱり空間にあの4人やキリエル人は反応しないのか?」

魔理沙「あぁ、だからあいつらが本当に目的地の部屋に居るかどうかは解らん」

霊夢 「心配なのはそれだけね、まぁ何処に居ようと私が見付け出してあげるわ!」

早苗 「さぁ、そろそろ行きましょう!」


霊夢は魔理沙が展開した空間の中へと入り、2人はビルの中へと転移して行った。
そしてビルの入口に変装をしたやる夫、やらない夫、早苗の3人が入り込み、
受付の女性に対してやらない夫が今にも消え入りそうな声、
そしてやつれた様な顔付きで話しかけた。


やらな「あ、あの・・・ここに人の心を救う神様が居ると聞いてやって来ました・・・」

やる夫「僕たちも、神のご加護を授かる事は出来るのでしょうか・・・?」

早苗 「あぁ、もうお先真っ暗の人生は懲り懲り。早く救われたいです・・・(神奈子様、諏訪子様、ごめんなさい!これは演技!演技なんですよ!!)」


顔を引きつらせながらも受付の女性は3人に対して丁寧な対応をし、
しばらくこのロビーで待つように彼らに言うと、
誰かに確認を取る為に電話を始めた。
やらない夫は頭に被ったボロ頭巾の裂け目から周囲を見渡し、
2台の監視カメラが自分達を捉え続けている事を確認した。
数分間の後に受付の女性は電話を終え、
3人に対して申し訳無さそうな表情をしながら語りかけた。


受付嬢「大変申し訳ありません、只今係のものが手が離せない状況だという事なので、また後日こちらの方へ来て頂いても宜しいでしょうか?その際に手続きを致しますので・・・」

やらな「えっ!?私達はここに救いの神が居ると聞いてやって来たというのに・・・」

やる夫「やっぱり嘘だったんですよ!こんな世の中に僕たちを救う神なんて居なかったんだ!!」

早苗 「また路頭を彷徨う事になるのですね、ここにも救いはありませんでした・・・」

受付嬢「そう言われましても、代表も今日は不在で・・・」

やる夫えぇい、お前じゃ話にならん!誰でも良いから責任者を呼べ責任者を!!

早苗 「(ちょっと!怒るのはまだ早いですよ!!)」

やらな「(先走るなバカタレ!)」

やる夫「(いいじゃないかお、あんなヘンテコな演技をするのは調子が狂って仕方無いんだお!!)」


やる夫は受付嬢に対して悪態の限りを尽くし、大声で怒鳴り散らした。
新手のクレーマーでも来たのかと、奥からは何人もの関係者がその声を聞いて姿を現し、
何時の間にかやる夫達の周囲には広い受付ロビーを埋め尽くすほどの、
何十人もの人々が彼らを取り囲む様にしてその光景を見守っていた。


やらな「(よしよし、とりあえずは作戦通りだな)」

早苗 「(そろそろ行きますか?)」

やる夫「(こっちは準備OKだお!)」


早苗はポケットの中に忍ばせていた紫から預けられていた「閃光手榴弾」を手にし、
やる夫とやらない夫に合図をすると、3人は身に着けていたボロ布で顔を覆い、
その隙に早苗は勢い良く閃光手榴弾を投げた。
閃光手榴弾からは強烈な光が溢れ、その場に居た人達は目の前が真っ白になり、
その場に次々とうずくまった。
そして周りの人が悶える姿を見て、3人はお互いの顔を見合って思わず笑みを零すのだった。


早苗 「作戦成功です!まるで【ザラガス】か【キーラ】にでもなった気分ですね」

やらな「みんなすまんな、キリエル人を倒すまでそこで大人しくしていてくれ」

やる夫「あの有名な【バルス】ってこんな感じだったのかお?中々良い気分だお。じゃぁ次は・・・」


やる夫は受付嬢が座っていた椅子を持ち出し、壁の近くに設置するとその上に乗り、
監視カメラに向かって何やら話しかけ始めた。


やる夫イェーイ、見てるぅ~?ねぇねぇ、自分達の信者が倒されて、今どんな気持ち?殺したはずの奴らに本拠地に乗り込まれて好き放題されて、ねぇどんな気持ち?


監視カメラのモニター室では、挑発を繰り返しているやる夫の姿が大きく映し出されていた。
その映像はキリエル人の居る部屋へと転送され、
キリエル人は画面いっぱいに映るやる夫の顔を見て怒りの感情を露にするのだった。


キリエ「奴は・・・我らの聖なる炎から逃げ果せていたという訳か。やはりあの空間の力は恐ろしくも素晴らしい・・・」

できる「ここは我々にお任せを、必ずやあの下品な者を捕らえてみせます。そしてあの空間も我らの手に・・・」

でって「オレサマ達に出来ない事は無いっていうwwwwwwwwwwww」

キリエ「任せる。しかし見慣れぬ顔も居るな・・・あれは誰だ?」

妖夢 「守矢神社の巫女、早苗ですみょん。でも何でここに・・・」

きめぇ「そろそろ時間ですわ、お急ぎになられた方が良いのでは?」

キリエ「そうか、では我らキリエルの神々はここを去る。後は手はず通り、国会議事堂にて合流だ」

きめぇ「了解致しました・・・」


キリエル人は姿を消し、部屋には妖夢ときめぇ丸だけが残されていた。
その直後、部屋の隅から大きな物音がしたので妖夢は思わず振り返ると、
そこには空間転移して来た霊夢と魔理沙が立っていたのだった。


霊夢 「あら、久しぶりね。随分お偉くなったみたいじゃないの」

魔理沙「さーて、やるか!」

妖夢 「やっぱり来たかみょん。でも二人の相手は私達だけで十分!」

霊夢 「私達?」

魔理沙「どう見てもお前一人しかこの部屋に居る様に見えないんだが・・・」

妖夢 「え、えぇっ!?」


妖夢が周囲を見渡しても、先ほどまで隣にいたきめぇ丸は何処にも居なかった。


妖夢 「みょんっ!?きめぇ丸!きめぇ丸はどこ!?」

霊夢 「さぁて・・・」

魔理沙「覚悟は出来ているんだろうな、半人前・・・!!」

妖夢 「クッ・・・!!」


一方、ロビーではやる夫達の前にできる夫とでっていうが現れて、
不敵な笑みを浮かべながら3人に歩み寄っていた。


できる「皆さん生きていたんですね、僕はとても嬉しいですよぉ・・・」

でって「でも今すぐお別れになるというのは、少し寂しいっていう・・・」

やらな「いざ対面してみると、こいつら完全に目がイってるじゃないか・・・」

やる夫「ど、どうするんだお!?二人まとめて出てきちゃったじゃないかお!!」

早苗 「かくなる上は・・・」


早苗がポケットから何かを取り出そうとした瞬間、
でっていうはその長い舌を伸ばして早苗の体を絡め取ろうと襲いかかってきた。
しかし早苗はその攻撃をかわし、
ポケットに入っていた物を素早く取り出して、でっていうの舌に当てた。
するとでっていうは奇声を上げると共に悶絶の表情を見せ、その場に倒れ込むのだった。


できる「なっ・・・!?」

早苗 「ふっふっふっ、紫さんから貰った武器は閃光手榴弾だけじゃありませんよ!」

やらな「【スタンガン】まで持っていたのか!?」

やる夫「そんな武器があるなら最初から言っておいて欲しかったお」

やらな「さて、残るは・・・お前だけだ!」


やらない夫はできる夫の背後に回ると彼の腕を取り、
更に身動きが取れなくなっている所に、
正面からやる夫が強烈な頭突きをできる夫の腹に浴びせた。
するとできる夫は大きく咳き込んだ後に白目を剥き、その場へと崩れ落ちてしまった。


早苗 「・・・二人共、そんなに強かったんです!?」

やらな「フッ・・・」

やる夫「やらない夫の無慈悲な肘打ちと踵落としで鍛えられたこの頭の威力、思い知ったかお・・・」

早苗 「(この人たち、普段は一体何をやりあっているんですか!?)」

やらな「ともあれ、これで二人は何とかなりそうだ。さっさとここから出て、二人を介抱してやろう」

やる夫「これでやる夫達の仕事は終わりなのかお?」

早苗 「陽動になった・・・かは解りませんけど、後は霊夢さんと魔理沙さんに任せて、私達はできる夫さんとでっていうさんを見てあげた方が良いと思います」

やる夫「それもそうかお。あの二人、大丈夫なのかお・・・?」




霊夢 「ハァ・・・ハァ・・・」

魔理沙「チッ、幻想郷での戦い方とは大違いだな・・・」

妖夢 「それはこっちの台詞だみょん、二対一はさすがに部が悪すぎる・・・」


妖夢の二刀流に二人は思わぬ苦戦を強いられていた。
ここ、外の世界では術や魔法の類はその効力を発揮しない。
しかし真剣を使う妖夢の攻撃力は高く、
二人は部屋に置いてあった様々な道具を使って妖夢に対抗していたのだった。


霊夢 「でも、あの3人が手はず通りに大勢を引き付けてくれたみたいね。この部屋には誰も妖夢を助けに来ないじゃない」

魔理沙「更にきめぇ丸もトンズラこいたんだろ?嬉しい誤算だぜ」

妖夢 「な、なんで私だけがこんな目に・・・」

魔理沙「そろそろ【アレ】でも出したらどうだ?お互い体力が消耗して来たしさ」

霊夢 「そうね、じゃぁ・・・」


霊夢はポケットから丸い物体を取り出すと、それを妖夢へと投げ付けた。
最初は爆弾かと警戒した妖夢だったが、丸い物体は地面に転がったまま全く反応を見せない。
不審に思った妖夢は剣先で物体を突き、爆発物では無い事を確認するとそれを拾い上げた。
すると、そこから何か声が聞こえるので、思わずそれを耳に当ててしまった。


妖夢 「何これ・・・声が聞こえるみょん・・・」

幽々子「あらぁ、ご無沙汰ねぇ・・・妖夢・・・」

妖夢 「ひ、ヒィッ!?その声は・・・あぁ、頭が・・・!!」

幽々子「何よ、失礼しちゃうわね。何時まで外の世界で油を売っているのかしら?」

妖夢 「う、うぐぐぐぐ・・・私が今仕えているのはキリエルの神々・・・」

幽々子「何ですって?本当に貴女が仕えているのは何処の誰なのか言ってみなさい」

妖夢 「そ、それは・・・」


妖夢は突然頭を抱え、苦しみ始めた。
キリエル人に悪しき心を植え付けられ、その思考が邪悪なものに変化していたのだが、
本当の主】の声を聞いた事により彼女の本当の人格が再び引き起こされ、
2つの人格の間に脳が揺れ動き、それが妖夢を苦しめていたのだった。


妖夢 「わ・・・私は・・・!!」

幽々子「ほら言ってご覧なさい。早く言わないと私のご飯と庭の掃除の量を、これから毎日倍にしちゃうわよ?」

妖夢 「えぇっ・・・!そ、それは困ります・・・!!」

幽々子「なら早く言いなさい。それで貴女は楽になれるんだから」

妖夢 「そ、それは・・・!!」

幽々子「それは?」


妖夢の頭の中に大きな桜の木と、手入れされた美しい日本庭園が浮かび上がった。
大きな屋敷の縁側には幽々子が笑顔でお団子を食べており、
その隣では自分がお茶を汲んで彼女に手渡している。
キリエル人に洗脳されても忘れる事は無かった記憶だったが、
今再びそれがはっきりと妖夢の脳裏に蘇り、彼女は涙を流しながら一言呟いた。



妖夢 「わ・・・私は【魂魄妖夢】・・・白玉楼の主、西行寺幽々子様に仕える・・・妖夢だみょん・・・!!」


妖夢はそう呟くとその場に倒れ、気絶してしまった。


幽々子「はい、良く出来ました♪悪いわねぇ、貴女たちにまで迷惑をかけちゃって」

霊夢 「良いのよ、これで目を覚ませば妖夢もきっと元通りになっているはずだわ」

魔理沙「しかしキリエル人の奴はおろか、きめぇ丸も居ないとなるとなぁ・・・」

霊夢 「その事については後で考えましょ。さぁ、こんな所からは早く脱出しましょうよ」


魔理沙は空間を展開し、霊夢と気絶した妖夢を連れて空間転移を行いビルから脱出。
その頃、きめぇ丸はビルの中のとある一室でネタ帳を広げると、
事細かに今まであった事を書き記して、その口元を緩ませていた。
すると彼女の姿が徐々に変化を始め、似ている様で全く違う顔付きへと変身。
目元が凛々しくなり、その整った顔を鏡で確認すると、
羽を広げて窓から大空へと飛び立った。



射命丸さぁ、機は熟しました!ここからはこの【射命丸文】の出番ですよー!!





part18に続く
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar410385


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コメント

yuji640
No.1 (2013/12/10 18:33)
きめぇ丸・・・もとい射命丸はどう動くか?
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