どうも、ノンケのねねしです。
5月21日にポケモン剣盾大会「ふぐり杯」が開催されました。
40名にご参加いただき大変盛り上がる大会になりました!
今回は第2回目、パーティ紹介です。
第1回:環境予想(使用率予想)
第2回:ノンケのパーティ紹介←今回はここ
第3回:実際の使用率
まず、ねねしはポケモントレーナーであり実況者です。やはり過去作の実況に登場したポケモン達でパーティを組みたかったですし、それがエンターテインメントであることは間違いないでしょう。
これまで実況で扱ったポケモン達で今回の出場条件を満たしているのはこちらになります。
※今回はしんかのきせきは使えないルールなので、ピィやニドラン♂など進化前のポケモンはとりあえず全部除外させていただきます。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
リーフグリーン実況とXD実況は種族値に関係するルールだったので全員が出場可能な範囲に収まっていますね。
しかし、剣盾にはすべてのポケモンが登場するわけではありません、剣盾に登場しないポケモンを除外するとこうなります。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
この中でさらにそのポケモンとしてのイメージが皆無な子は除外しました。
例えばマネネのまもちゃんは本編で一切登場していませんし、キモリの変ジュ、トゲピーのパール姉ちゃんなどもイメージにあいません。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
以上の18匹の候補からノンケが選出した6匹を紹介させていただきます。
①カモネギ(かもねねし)
特性:まけんき 性格:素早さ↑ 特攻↓ 持ち物:ながねぎ(カゲクキ)
努力値:攻撃252 素早さ252 防御4
わざ:ブレイブバード インファイト リーフブレード であいがしら
サンムーン以降、攻撃の種族値がなんと25も上がり、90になりました。
今回のルールに置いては最高クラスの攻撃力があります(1位はガントルとクラブの105)。
妖刀カゲクキを持たせる事で急所率が50%になり、リーフブレードなど急所に当たりやすい技なら必ず急所をとらえる事ができます。昔より急所率が上がった代わりに急所ダメージは下がりましたが、これも大きな強化と言えます。100%かそうでないかの違いは何にも代えられません。
特性はまけんきを採用。せいしんりょくはいかくの影響を受けなくなったらしいですが、そもそも急所貫通で攻撃力ダウンの影響が少なく、ガラルのカモネギはきもったまなので(ここ重要)、まけんきを読まれにくい、というか失念している人が多いはずです。地味にダイアークなどのダイマックス技でも発動するので、これも失念している人がいればラッキー。
今回のパーティは、というか自分がパーティを組む時必ず意識するのが「安定して強い+意表をつける」事です。
ポケモンは一手の読み違いでペースを持っていかれるゲームなので、それがうまく決まると驚くほど勝率が上がります。かといって奇をてらいすぎると本来勝てる相手に勝てなくなるので安定した上で、というのが大事だと思います。
総じて昔より信じられないくらい強化されたポケモンで今回のパーティの主軸になる存在です。
基本的にはダイマックスを切ってダイジェット、ダイナックルで押していく型ですが、別にダイマックスを切らずとも十分強く、相手の選出に応じて臨機応変に戦えるのが強みです。
50%とはいえ(リーフブレードなら100%)急所に当たるため、相手の計算も大きく狂わせることができます。上振れ前提で動くわけではないですが、上振れた場合凄まじいアドバンテージを得られるこういうポケモン、本当に好きです。
仮想敵:クチートを始めとするいかく持ち全般、ギモーを始めとする壁貼り役全般(急所で貫通できるため)、ゴチミル、サルノリ、テッシード、コマタナなど
苦手な相手:素早さの都合上バタフリーには全く太刀打ちできません。起点にすらされかねないのでバタフリー入りのパーティを見たら選出は控えます。でんきタイプ全般も厳しいですが、相手の残り体力が少ない場合、であいがしらで意表をつけるので、対エレキッドやルクシオなどにもタイミングを見計らえばワンチャンあります。バタフリー以外には一定の活躍が期待できるゆえに選出率はNo.1だと思います。
②ニドリーノ(ドド)
特性:はりきり 性格:攻撃↑ 特攻↓ 持ち物:カゴのみ
努力値:攻撃252 HP252 素早さ4
わざ:もろはのずつき スマートホーン ふいうち どくどく
進化後のニドキングの特性はちからずくですが、実は進化前ははりきり。ダイマックス前提ならこちらの方が火力を出せます。ワシボンやダルマッカほどではないですが、かなりの高火力アタッカーです。
必中のスマートホーンははりきりと相性がよく、相手によってはダイマックスせずこれで戦う事も想定していました。
ふいうちは文字通りのふいうちで、先制わざとは無縁のニドリーノにピッタリの技です。命中率がはりきりで80になってしまうのがあまりにも怖いですが。
元々はどくどくではなくどくづきだったのですが、ダイマックスが基本になるためダイアシッドと物理型の相性が悪く、使いどころが乏しいと思いました。フェアリーにはダイスチルで弱点を突けますし。一応ダイウォールができるように補助技を入れた形です。ただ、結果的にこの枠はつつくが正解だったと思います。ドリルライナーも悪くなかったかも。
仮想敵:催眠持ち、フェアリー全般、どちらかというと相性補完としての役割が大きいです。かくとう、フェアリーを半減で受けられる子が欲しかった。
苦手な相手:エスパー、じめんはもちろん、硬い上にどくどくが効かないはがねタイプも苦手。雑に強いかもねねしさんと違い、役割がかなりピンポイントなのでむしろ苦手な相手の方が多いです。バタフリー対策に特化したため、持ち物が基本的には腐ってしまうのも拍車をかけています。
③バタフリー(イナリン)
特性:ふくがん 性格:素早さ↑ 攻撃↓ 持ち物:ラムのみ
努力値:素早さ252 HP204 防御52
わざ:ぼうふう ねむりごな みがわり ちょうのまい
今回の大会において自分が最も対策を厚くしたといってもいいポケモンです。古から存在する催眠戦法を最高種族値から繰り出してくるわけですから弱いわけがありません。
持ち物はたべのこしがベストだと思いましたが、ミラーを意識してラムのみを採用。これでこちらは初手ちょうのまい安定になります(負け筋は相手がぼうふうを選択してこんらんさせられるまたは急所に当たるのみ)。
基本的にバタフリーミラーになったら相手はねむりごなを選択するでしょうから、おおよそ勝てるのです。
しかし、強い分対策されている可能性は高く、実際のところなかなか自信を持って選出することができませんでした。後に書きますが苦手な相手も多く、リスクも大きいのです。
ぼうふうの命中率もふくがん込みで91しかないのも問題。最後までエアスラッシュと悩んだくらいです。結局追加効果のこんらんも含めてぼうふうに落ち着きましたが。
ミラーを意識したものの、バタフリー相手の場合タママ、ドド君、セーソー君の3匹の方が安定して対策になるため基本的にイナリンは選出されず、なおかつたべのこしではないので普通の運用が難しく結果的に選出をさらに難しくしてしまいました。これは大きな反省点。
ちなみに努力値の振り方はHPが4の倍数+1になるようにして、なおかつ一番硬くなる値にした感じです。
仮想敵:ねむりごなが効く自分より素早さの低い相手。こう聞くとほとんどのポケモンに対して強く見えますが、実際対策さえされてなければ最強クラスだと思います。
苦手な相手:ねむりごなが効かない相手、自分より素早い相手(いたずらごころも含む)、ひこうわざの通りが悪い相手、他にも色々。自分もバタフリーに対し数々の対策を取ることができたように意外にも苦手な相手は多く、特にラムのみは全く読めないので結局選出の時にひよってしまいます。
④ポリゴン(セーソー)
特性:トレース 性格:特攻↑ 攻撃↓ 持ち物:いのちのたま
努力値:特攻252 HP242 防御8 特防4 素早さ4
わざ:トライアタック はかいこうせん ほうでん マジックコート
今回のパーティ最大のトリックスターです。
特性はダウンロード、アナライズも十分候補でしたが、うちのパーティはあまりにもピカチュウ(というかでんきタイプ)に弱いです。でも、イノがいないから仕方ありません。候補の18体の中にもでんきに強いポケモンはいません。強いて言えばフシギダネなどの草タイプですが、ピカチュウにはどうしようもなく、他のでんきタイプにもサブウェポンと素早さの兼ね合いで結局競り負けます。
ということで思い切って敢えてでんきタイプに弱く見せ、相手のひらいしんをトレースしてしまおうという大胆な構築にしました。
極めて読まれにくく、決まった時のリターンは絶大です。ひらいしんで特攻が上がれば、なんとダイマックスを切らずともキョダイマックスピカチュウを一撃で倒せる火力も手に入ります。
めざめるパワーが使えた時代、苦手そうに見える相手を敢えて誘い出すというテクニックが非常に強力で、自分の大好きな戦術でした。今回はそれを応用した形になります。
ついでにチョンチー(ちくでん)、プルリル(ちょすい)、カラナクシ(よびみず)といった広い範囲も対策でき、いかく持ちにも強く出られます。昔と違っていかくをトレースしても発動するんですよね、あまりにも強い。てきおうりょく、かそく、あついしぼうなど意外と役立つ特性は数知れません。
余談ですがヌケニンのふしぎなまもりをトレースできれば弱点のかくとう以外で倒されなくなるのでほぼ勝ち確です。ヌケニンが大量発生しそうな環境ならほうでんではなくシャドーボールにして全抜きする型も検討しましたが、多分ほぼいないと踏んだのでそれはやめました。
マジックコートは相手の補助技を跳ね返すことができる第3世代に登場したわざです。当時と違ってステルスロック等も跳ね返せます。
一番の仮想敵はバタフリー、相手のねむりごなを跳ね返せば勝ったも同然です。跳ね返した場合、実質ねむりが1ターン伸びるのもポイント。決まりやすい上に決まった時の効果は絶大、こういうの大好きです。
ちなみにヤミラミと対峙した場合、トレースでいたずらごころになってしまい、あくタイプ相手には補助技が効かなくなるように見えますが、あくまでマジックコートは自分を対象にするわざなので、相手のヤミラミのおにびなどを跳ね返すことができます。
はかいこうせんは最後っ屁で意表を突くことができたり、ダイマックスせずにキョダイマックスピカチュウを倒したりと色々役割があります。とはいえ命中率90をメインに据えるのはあまりにも不安なため、基本は安定のトライアタックを使います。
仮想敵:ピカチュウ、バタフリー、ヤミラミ、いかく持ちの物理アタッカー、PPを増やしていないヌケニン(お互い何もできず、相手が先にわるあがきで滅びます。その後相手にかくとう技持ちがいなければ勝ち)
苦手な相手:かくとうタイプ全般、特殊耐久が高い相手も厳しいです。ちなみにゴビットを出されると詰みます。
⑤ニョロゾ(タママ)
特性:すいすい 性格:素早さ↑ 特攻↓ 持ち物:こだわりハチマキ
努力値:攻撃252 素早さ252 HP6
わざ:たきのぼり れいとうパンチ かわらわり じしん
素早さ種族値は90と進化系より高く、このルールにおける第2位です。
ほとんどの相手に上から攻撃ができ、ワンチャンたきのぼりのひるみもあるのでかなり強気に先発を任せられます。うちのパーティで唯一壁破壊ができるので、相手に壁貼り役がいる場合はなおさら先発を任せたくなります。
相手によっては初手からダイマックスを切り、ダイストリームで実質素早さ2段階、攻撃1段階アップという暴力を働きながら無双状態に入る事もできます。
役割としては比較的かもねねしさんに似ていますので、相手のパーティを見てより適任の方を選出することが多くなります。
こだわりハチマキはギモーへのある程度の回答になっています。
高火力のかわらわりで壁を破壊できますし、すりかえでアイテムを入れ替えられた場合、相手も少なからず被害を被ります。でんじは型のギモーには弱いですが、そこがギモーの厄介なところ。壁+どの補助技を覚えているかまるで予想できないのです。だから最警戒ポケモン。
たきのぼり、れいとうパンチ(対バタフリー用)、かわらわりは確定として、後1枠は少々悩みました。ハチマキを持たせずオボンのみにしてはらだいこ、というのも考えましたがギモーに弱くなります(ちょうはつで潰され、すりかえ型ならオボンを取られる可能性も)。さいみんじゅつは命中率の兼ね合いで厳しいということで、あるとなんだかんだ便利なじめんわざを採用しました。
仮想敵:壁貼り全般、ダイアイスでバタフリー(たべのこしが多いと思いますがタスキもいると思うのであられダメージは大事)、いかく持ちクチートもじしんで確定2発です。仮想敵ではありませんが同速なので50%の確率で一応ピカチュウにも一矢報いることができます。まぁこれは攻撃できればラッキーくらいに考えています。
苦手な相手:癖のないシンプルなアタッカーなのでくさ、でんきには単純に弱いです。素早さで上回ってくるエレキッドは最悪の相手。ヤミラミやテッシードなど耐久型も厳しいです。こういう相手にはらだいこが欲しくなりますが、テッシードは草技を覚えていたらアウト、ヤミラミもちょうはつ持ちがほとんどなので結局解答になりません。
⑥カブト(テスティ)
特性:くだけるよろい 性格:攻撃↑ 特攻↓ 持ち物:きあいのタスキ
努力値:攻撃252 素早さ252 防御6
わざ:アクアジェット はたきおとす じたばた ステルスロック
エメラルド実況の時と同じくじたばた型、しかし当時と違ってきあいのタスキ、くだけるよろいというじたばたにうってつけの要素があるため、格段に狙いやすくリソースを割かなくてもよくなっています。がむしゃら→でんこうせっかのような使用感でなおかつ融通も効くナイスな型。
元々はたきおとすではなくいわなだれでしたが、意外と打つ相手がいない(いわなだれを使いたい相手は大体じたばたでOK)のと命中率がとにかく不安でした。それならばたべのこしやオボンのみなど相手の計画を破綻させた方がいいかなということでこうなりました。
素早さは準速(正確に補正を掛けず努力値最大にした型)ですが、くだけるよろい込みで素早さ種族値77のこだわりスカーフ持ちまでなら抜かせるため、仮想敵を考えると最速にする必要はないと判断しました。
個人的にはすいすいにしてタママとのコンビネーションを活かした尊みを感じたかったところですが、ここは敢えての役割分担。それもまた信頼です。
仮想敵:いわ、はがね、ゴーストタイプ以外の物理型アタッカー全般。ワシボンを始め、ワルビルやダクマなど多くの物理アタッカーを返り討ちにできます。くだけるよろいのおかげで相性最悪のサルノリにすら有利。ダイマックスしたピカチュウもじたばた→アクアジェットで削り切れます。
苦手な相手:クチートやリリーラ、テッシードなどじたばたが効かない相手にはほぼ何もできません。壁貼り系もあまり殴ってこない上にやりたいことをやられるので厳しいです。壁貼り役(特にギモー)が相手のパーティにいる場合は基本的に出せません。
【ニドリーノの枠の代わりに採用を検討したポケモン】
①ピッピ
持ち物:どくどくだま まもる からげんき じゃれつく コメットパンチ
覚える技が実に豊富で相手に型を読まれにくく、こちらに壁貼り要因がいないので壁をにおわせる役割も担ってくれます。
実際には持ち物をかえんだまにしてマジックガードでどくダメージを防ぎ、からげんきで攻撃する物理型です。バタフリーのねむりごな対策(どく状態になるのでねむらない)も兼ねています。というかそっちがメインです。
しかし、現代のピッピはノーマルではなくフェアリータイプ、からげんきのダメージは大して期待できません。
初手にまもるを使うリスク(ダイマックスで貫通される)、元の種族値の低さも相まってバタフリー対策としてもそれほど機能はしないので早い段階で見送りました。
②イーブイ
「ねごと」「とっておき」の2つだけのわざ構成にし、対バタフリー特化で活躍させようかと思いました。
決まればセーソー君と同じく恐ろしく強いです。ただ、ねむる→ねごとと違って起きるタイミングが運なのでターンが無駄になる場合も多く、小回りの利かなさも凄まじいです。
ドド君と違って対策の範囲があまりにも狭く、催眠持ちに全く当たらなかった場合出番が0になってしまうのも嫌だったので見送りました。セーソー君とタイプが被り、ますますかくとうに弱くなるのもマイナス。
③テッポウオ
持ち物:こだわりスカーフ しおふき サイコキネシス かえんほうしゃ れいとうビーム
うちのパーティとしては貴重なほのおわざを習得できるのがポイント。
ただ、アタッカーとしてはタママと役割が被る上に技の一貫性がさらに上がってしまうのでテッポウオ含め他のみずタイプも採用は見送りました。
④ニドリーナ
持ち物:くろいヘドロ どくびし ヘドロばくだん ねごと れいとうビーム
うちのパーティに欲しい耐久型。どくタイプの耐性も優秀で是非欲しい存在でした。
ニドリーナはもろはのずつきを覚えないので、別のベクトルからバタフリー対策を取りました。ねごと型です。くろいヘドロなのでトリック系にも強いです。ねごとで2回選ばれてもいいようにどくどくではなくどくびしを選択。
とはいえニドリーナの強みであるはりきりを全く活かすことはできず、かといってとうそうしんも不安定、どくのトゲもどくびしと役割が被ります。一番悩みましたが最終的にニドリーノを選択しました。
【パーティの総合力】
単純に合計種族値が高く、総じて自分が考えるトップメタを徹底的にマークできているので、ほとんどの相手に有利を取ることができていると感じました。
ピカチュウ(ひらいしん)、チョンチー(ちくでん)、素早さが低いコイルやワンパチなどには強く出られますが、それ以外のでんきタイプは軒並み厳しいです。part1でも書きましたがエレキッド、エリキテル、ルクシオなどはピカチュウにお株を奪われて使用率は低いはず、という予想の元構築しました。
実はエスパーも苦手。だからこそふいうちやであいがしらを採用したというのもあります。
一貫性という意味ではいわも厳しいですが、敢えての一貫性でいわ技を誘発し、テスティで受けてくだけるよろいを発動するなどプレイングでカバーできる範囲です。
最終的に明確にメタを貼れなかった使用率が高そうな厳しい相手としてはテッシードが挙げられます。
使用率が高いとは思っていなかったのでノーマークでしたがリリーラもかなり厳しいです。
反省点としてはイナリンとドド君の構成が挙げられます。
ラムのみまで持たせて過剰にミラー対策をする必要はなく、やるにしてもたべのこしを素直に持たせる型にすべきだったかなと。
ドド君はつつくの採用に踏み切るべきでした。ダイジェットの異常なまでのポテンシャルは想像以上で、たとえそれがつつくだとしても十分価値があると痛感しました。
他の4匹に比べて選出がやや消極的になってしまい、2匹には申し訳なかったです。
さて、次回はいよいよ対戦結果と全体使用率のレポートです。ノンケの環境考察は当たっていたのでしょうか、それとも・・・
5月21日にポケモン剣盾大会「ふぐり杯」が開催されました。
40名にご参加いただき大変盛り上がる大会になりました!
今回は第2回目、パーティ紹介です。
第1回:環境予想(使用率予想)
第2回:ノンケのパーティ紹介←今回はここ
第3回:実際の使用率
まず、ねねしはポケモントレーナーであり実況者です。やはり過去作の実況に登場したポケモン達でパーティを組みたかったですし、それがエンターテインメントであることは間違いないでしょう。
これまで実況で扱ったポケモン達で今回の出場条件を満たしているのはこちらになります。
※今回はしんかのきせきは使えないルールなので、ピィやニドラン♂など進化前のポケモンはとりあえず全部除外させていただきます。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
リーフグリーン実況とXD実況は種族値に関係するルールだったので全員が出場可能な範囲に収まっていますね。
しかし、剣盾にはすべてのポケモンが登場するわけではありません、剣盾に登場しないポケモンを除外するとこうなります。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
この中でさらにそのポケモンとしてのイメージが皆無な子は除外しました。
例えばマネネのまもちゃんは本編で一切登場していませんし、キモリの変ジュ、トゲピーのパール姉ちゃんなどもイメージにあいません。
ゼニガメ ピッピ マネネ カモネギ ガーディ
ミズゴロウ ニドリーノ バルキー
フシギダネ バタフリー ゴローン ポリゴン ニョロゾ カブト
イーブイ テッポウオ
レディアン マクノシタ キルリア スボミー トゲピー
ニドリーナ キモリ ピンプク ムチュール フラエッテ チュリネ
以上の18匹の候補からノンケが選出した6匹を紹介させていただきます。
①カモネギ(かもねねし)
特性:まけんき 性格:素早さ↑ 特攻↓ 持ち物:ながねぎ(カゲクキ)
努力値:攻撃252 素早さ252 防御4
わざ:ブレイブバード インファイト リーフブレード であいがしら
サンムーン以降、攻撃の種族値がなんと25も上がり、90になりました。
今回のルールに置いては最高クラスの攻撃力があります(1位はガントルとクラブの105)。
妖刀カゲクキを持たせる事で急所率が50%になり、リーフブレードなど急所に当たりやすい技なら必ず急所をとらえる事ができます。昔より急所率が上がった代わりに急所ダメージは下がりましたが、これも大きな強化と言えます。100%かそうでないかの違いは何にも代えられません。
特性はまけんきを採用。せいしんりょくはいかくの影響を受けなくなったらしいですが、そもそも急所貫通で攻撃力ダウンの影響が少なく、ガラルのカモネギはきもったまなので(ここ重要)、まけんきを読まれにくい、というか失念している人が多いはずです。地味にダイアークなどのダイマックス技でも発動するので、これも失念している人がいればラッキー。
今回のパーティは、というか自分がパーティを組む時必ず意識するのが「安定して強い+意表をつける」事です。
ポケモンは一手の読み違いでペースを持っていかれるゲームなので、それがうまく決まると驚くほど勝率が上がります。かといって奇をてらいすぎると本来勝てる相手に勝てなくなるので安定した上で、というのが大事だと思います。
総じて昔より信じられないくらい強化されたポケモンで今回のパーティの主軸になる存在です。
基本的にはダイマックスを切ってダイジェット、ダイナックルで押していく型ですが、別にダイマックスを切らずとも十分強く、相手の選出に応じて臨機応変に戦えるのが強みです。
50%とはいえ(リーフブレードなら100%)急所に当たるため、相手の計算も大きく狂わせることができます。上振れ前提で動くわけではないですが、上振れた場合凄まじいアドバンテージを得られるこういうポケモン、本当に好きです。
仮想敵:クチートを始めとするいかく持ち全般、ギモーを始めとする壁貼り役全般(急所で貫通できるため)、ゴチミル、サルノリ、テッシード、コマタナなど
苦手な相手:素早さの都合上バタフリーには全く太刀打ちできません。起点にすらされかねないのでバタフリー入りのパーティを見たら選出は控えます。でんきタイプ全般も厳しいですが、相手の残り体力が少ない場合、であいがしらで意表をつけるので、対エレキッドやルクシオなどにもタイミングを見計らえばワンチャンあります。バタフリー以外には一定の活躍が期待できるゆえに選出率はNo.1だと思います。
②ニドリーノ(ドド)
特性:はりきり 性格:攻撃↑ 特攻↓ 持ち物:カゴのみ
努力値:攻撃252 HP252 素早さ4
わざ:もろはのずつき スマートホーン ふいうち どくどく
進化後のニドキングの特性はちからずくですが、実は進化前ははりきり。ダイマックス前提ならこちらの方が火力を出せます。ワシボンやダルマッカほどではないですが、かなりの高火力アタッカーです。
必中のスマートホーンははりきりと相性がよく、相手によってはダイマックスせずこれで戦う事も想定していました。
ふいうちは文字通りのふいうちで、先制わざとは無縁のニドリーノにピッタリの技です。命中率がはりきりで80になってしまうのがあまりにも怖いですが。
元々はどくどくではなくどくづきだったのですが、ダイマックスが基本になるためダイアシッドと物理型の相性が悪く、使いどころが乏しいと思いました。フェアリーにはダイスチルで弱点を突けますし。一応ダイウォールができるように補助技を入れた形です。ただ、結果的にこの枠はつつくが正解だったと思います。ドリルライナーも悪くなかったかも。
仮想敵:催眠持ち、フェアリー全般、どちらかというと相性補完としての役割が大きいです。かくとう、フェアリーを半減で受けられる子が欲しかった。
苦手な相手:エスパー、じめんはもちろん、硬い上にどくどくが効かないはがねタイプも苦手。雑に強いかもねねしさんと違い、役割がかなりピンポイントなのでむしろ苦手な相手の方が多いです。バタフリー対策に特化したため、持ち物が基本的には腐ってしまうのも拍車をかけています。
③バタフリー(イナリン)
特性:ふくがん 性格:素早さ↑ 攻撃↓ 持ち物:ラムのみ
努力値:素早さ252 HP204 防御52
わざ:ぼうふう ねむりごな みがわり ちょうのまい
今回の大会において自分が最も対策を厚くしたといってもいいポケモンです。古から存在する催眠戦法を最高種族値から繰り出してくるわけですから弱いわけがありません。
持ち物はたべのこしがベストだと思いましたが、ミラーを意識してラムのみを採用。これでこちらは初手ちょうのまい安定になります(負け筋は相手がぼうふうを選択してこんらんさせられるまたは急所に当たるのみ)。
基本的にバタフリーミラーになったら相手はねむりごなを選択するでしょうから、おおよそ勝てるのです。
しかし、強い分対策されている可能性は高く、実際のところなかなか自信を持って選出することができませんでした。後に書きますが苦手な相手も多く、リスクも大きいのです。
ぼうふうの命中率もふくがん込みで91しかないのも問題。最後までエアスラッシュと悩んだくらいです。結局追加効果のこんらんも含めてぼうふうに落ち着きましたが。
ミラーを意識したものの、バタフリー相手の場合タママ、ドド君、セーソー君の3匹の方が安定して対策になるため基本的にイナリンは選出されず、なおかつたべのこしではないので普通の運用が難しく結果的に選出をさらに難しくしてしまいました。これは大きな反省点。
ちなみに努力値の振り方はHPが4の倍数+1になるようにして、なおかつ一番硬くなる値にした感じです。
仮想敵:ねむりごなが効く自分より素早さの低い相手。こう聞くとほとんどのポケモンに対して強く見えますが、実際対策さえされてなければ最強クラスだと思います。
苦手な相手:ねむりごなが効かない相手、自分より素早い相手(いたずらごころも含む)、ひこうわざの通りが悪い相手、他にも色々。自分もバタフリーに対し数々の対策を取ることができたように意外にも苦手な相手は多く、特にラムのみは全く読めないので結局選出の時にひよってしまいます。
④ポリゴン(セーソー)
特性:トレース 性格:特攻↑ 攻撃↓ 持ち物:いのちのたま
努力値:特攻252 HP242 防御8 特防4 素早さ4
わざ:トライアタック はかいこうせん ほうでん マジックコート
今回のパーティ最大のトリックスターです。
特性はダウンロード、アナライズも十分候補でしたが、うちのパーティはあまりにもピカチュウ(というかでんきタイプ)に弱いです。でも、イノがいないから仕方ありません。候補の18体の中にもでんきに強いポケモンはいません。強いて言えばフシギダネなどの草タイプですが、ピカチュウにはどうしようもなく、他のでんきタイプにもサブウェポンと素早さの兼ね合いで結局競り負けます。
ということで思い切って敢えてでんきタイプに弱く見せ、相手のひらいしんをトレースしてしまおうという大胆な構築にしました。
極めて読まれにくく、決まった時のリターンは絶大です。ひらいしんで特攻が上がれば、なんとダイマックスを切らずともキョダイマックスピカチュウを一撃で倒せる火力も手に入ります。
めざめるパワーが使えた時代、苦手そうに見える相手を敢えて誘い出すというテクニックが非常に強力で、自分の大好きな戦術でした。今回はそれを応用した形になります。
ついでにチョンチー(ちくでん)、プルリル(ちょすい)、カラナクシ(よびみず)といった広い範囲も対策でき、いかく持ちにも強く出られます。昔と違っていかくをトレースしても発動するんですよね、あまりにも強い。てきおうりょく、かそく、あついしぼうなど意外と役立つ特性は数知れません。
余談ですがヌケニンのふしぎなまもりをトレースできれば弱点のかくとう以外で倒されなくなるのでほぼ勝ち確です。ヌケニンが大量発生しそうな環境ならほうでんではなくシャドーボールにして全抜きする型も検討しましたが、多分ほぼいないと踏んだのでそれはやめました。
マジックコートは相手の補助技を跳ね返すことができる第3世代に登場したわざです。当時と違ってステルスロック等も跳ね返せます。
一番の仮想敵はバタフリー、相手のねむりごなを跳ね返せば勝ったも同然です。跳ね返した場合、実質ねむりが1ターン伸びるのもポイント。決まりやすい上に決まった時の効果は絶大、こういうの大好きです。
ちなみにヤミラミと対峙した場合、トレースでいたずらごころになってしまい、あくタイプ相手には補助技が効かなくなるように見えますが、あくまでマジックコートは自分を対象にするわざなので、相手のヤミラミのおにびなどを跳ね返すことができます。
はかいこうせんは最後っ屁で意表を突くことができたり、ダイマックスせずにキョダイマックスピカチュウを倒したりと色々役割があります。とはいえ命中率90をメインに据えるのはあまりにも不安なため、基本は安定のトライアタックを使います。
仮想敵:ピカチュウ、バタフリー、ヤミラミ、いかく持ちの物理アタッカー、PPを増やしていないヌケニン(お互い何もできず、相手が先にわるあがきで滅びます。その後相手にかくとう技持ちがいなければ勝ち)
苦手な相手:かくとうタイプ全般、特殊耐久が高い相手も厳しいです。ちなみにゴビットを出されると詰みます。
⑤ニョロゾ(タママ)
特性:すいすい 性格:素早さ↑ 特攻↓ 持ち物:こだわりハチマキ
努力値:攻撃252 素早さ252 HP6
わざ:たきのぼり れいとうパンチ かわらわり じしん
素早さ種族値は90と進化系より高く、このルールにおける第2位です。
ほとんどの相手に上から攻撃ができ、ワンチャンたきのぼりのひるみもあるのでかなり強気に先発を任せられます。うちのパーティで唯一壁破壊ができるので、相手に壁貼り役がいる場合はなおさら先発を任せたくなります。
相手によっては初手からダイマックスを切り、ダイストリームで実質素早さ2段階、攻撃1段階アップという暴力を働きながら無双状態に入る事もできます。
役割としては比較的かもねねしさんに似ていますので、相手のパーティを見てより適任の方を選出することが多くなります。
こだわりハチマキはギモーへのある程度の回答になっています。
高火力のかわらわりで壁を破壊できますし、すりかえでアイテムを入れ替えられた場合、相手も少なからず被害を被ります。でんじは型のギモーには弱いですが、そこがギモーの厄介なところ。壁+どの補助技を覚えているかまるで予想できないのです。だから最警戒ポケモン。
たきのぼり、れいとうパンチ(対バタフリー用)、かわらわりは確定として、後1枠は少々悩みました。ハチマキを持たせずオボンのみにしてはらだいこ、というのも考えましたがギモーに弱くなります(ちょうはつで潰され、すりかえ型ならオボンを取られる可能性も)。さいみんじゅつは命中率の兼ね合いで厳しいということで、あるとなんだかんだ便利なじめんわざを採用しました。
仮想敵:壁貼り全般、ダイアイスでバタフリー(たべのこしが多いと思いますがタスキもいると思うのであられダメージは大事)、いかく持ちクチートもじしんで確定2発です。仮想敵ではありませんが同速なので50%の確率で一応ピカチュウにも一矢報いることができます。まぁこれは攻撃できればラッキーくらいに考えています。
苦手な相手:癖のないシンプルなアタッカーなのでくさ、でんきには単純に弱いです。素早さで上回ってくるエレキッドは最悪の相手。ヤミラミやテッシードなど耐久型も厳しいです。こういう相手にはらだいこが欲しくなりますが、テッシードは草技を覚えていたらアウト、ヤミラミもちょうはつ持ちがほとんどなので結局解答になりません。
⑥カブト(テスティ)
特性:くだけるよろい 性格:攻撃↑ 特攻↓ 持ち物:きあいのタスキ
努力値:攻撃252 素早さ252 防御6
わざ:アクアジェット はたきおとす じたばた ステルスロック
エメラルド実況の時と同じくじたばた型、しかし当時と違ってきあいのタスキ、くだけるよろいというじたばたにうってつけの要素があるため、格段に狙いやすくリソースを割かなくてもよくなっています。がむしゃら→でんこうせっかのような使用感でなおかつ融通も効くナイスな型。
元々はたきおとすではなくいわなだれでしたが、意外と打つ相手がいない(いわなだれを使いたい相手は大体じたばたでOK)のと命中率がとにかく不安でした。それならばたべのこしやオボンのみなど相手の計画を破綻させた方がいいかなということでこうなりました。
素早さは準速(正確に補正を掛けず努力値最大にした型)ですが、くだけるよろい込みで素早さ種族値77のこだわりスカーフ持ちまでなら抜かせるため、仮想敵を考えると最速にする必要はないと判断しました。
個人的にはすいすいにしてタママとのコンビネーションを活かした尊みを感じたかったところですが、ここは敢えての役割分担。それもまた信頼です。
仮想敵:いわ、はがね、ゴーストタイプ以外の物理型アタッカー全般。ワシボンを始め、ワルビルやダクマなど多くの物理アタッカーを返り討ちにできます。くだけるよろいのおかげで相性最悪のサルノリにすら有利。ダイマックスしたピカチュウもじたばた→アクアジェットで削り切れます。
苦手な相手:クチートやリリーラ、テッシードなどじたばたが効かない相手にはほぼ何もできません。壁貼り系もあまり殴ってこない上にやりたいことをやられるので厳しいです。壁貼り役(特にギモー)が相手のパーティにいる場合は基本的に出せません。
【ニドリーノの枠の代わりに採用を検討したポケモン】
①ピッピ
持ち物:どくどくだま まもる からげんき じゃれつく コメットパンチ
覚える技が実に豊富で相手に型を読まれにくく、こちらに壁貼り要因がいないので壁をにおわせる役割も担ってくれます。
実際には持ち物をかえんだまにしてマジックガードでどくダメージを防ぎ、からげんきで攻撃する物理型です。バタフリーのねむりごな対策(どく状態になるのでねむらない)も兼ねています。というかそっちがメインです。
しかし、現代のピッピはノーマルではなくフェアリータイプ、からげんきのダメージは大して期待できません。
初手にまもるを使うリスク(ダイマックスで貫通される)、元の種族値の低さも相まってバタフリー対策としてもそれほど機能はしないので早い段階で見送りました。
②イーブイ
「ねごと」「とっておき」の2つだけのわざ構成にし、対バタフリー特化で活躍させようかと思いました。
決まればセーソー君と同じく恐ろしく強いです。ただ、ねむる→ねごとと違って起きるタイミングが運なのでターンが無駄になる場合も多く、小回りの利かなさも凄まじいです。
ドド君と違って対策の範囲があまりにも狭く、催眠持ちに全く当たらなかった場合出番が0になってしまうのも嫌だったので見送りました。セーソー君とタイプが被り、ますますかくとうに弱くなるのもマイナス。
③テッポウオ
持ち物:こだわりスカーフ しおふき サイコキネシス かえんほうしゃ れいとうビーム
うちのパーティとしては貴重なほのおわざを習得できるのがポイント。
ただ、アタッカーとしてはタママと役割が被る上に技の一貫性がさらに上がってしまうのでテッポウオ含め他のみずタイプも採用は見送りました。
④ニドリーナ
持ち物:くろいヘドロ どくびし ヘドロばくだん ねごと れいとうビーム
うちのパーティに欲しい耐久型。どくタイプの耐性も優秀で是非欲しい存在でした。
ニドリーナはもろはのずつきを覚えないので、別のベクトルからバタフリー対策を取りました。ねごと型です。くろいヘドロなのでトリック系にも強いです。ねごとで2回選ばれてもいいようにどくどくではなくどくびしを選択。
とはいえニドリーナの強みであるはりきりを全く活かすことはできず、かといってとうそうしんも不安定、どくのトゲもどくびしと役割が被ります。一番悩みましたが最終的にニドリーノを選択しました。
【パーティの総合力】
単純に合計種族値が高く、総じて自分が考えるトップメタを徹底的にマークできているので、ほとんどの相手に有利を取ることができていると感じました。
ピカチュウ(ひらいしん)、チョンチー(ちくでん)、素早さが低いコイルやワンパチなどには強く出られますが、それ以外のでんきタイプは軒並み厳しいです。part1でも書きましたがエレキッド、エリキテル、ルクシオなどはピカチュウにお株を奪われて使用率は低いはず、という予想の元構築しました。
実はエスパーも苦手。だからこそふいうちやであいがしらを採用したというのもあります。
一貫性という意味ではいわも厳しいですが、敢えての一貫性でいわ技を誘発し、テスティで受けてくだけるよろいを発動するなどプレイングでカバーできる範囲です。
最終的に明確にメタを貼れなかった使用率が高そうな厳しい相手としてはテッシードが挙げられます。
使用率が高いとは思っていなかったのでノーマークでしたがリリーラもかなり厳しいです。
反省点としてはイナリンとドド君の構成が挙げられます。
ラムのみまで持たせて過剰にミラー対策をする必要はなく、やるにしてもたべのこしを素直に持たせる型にすべきだったかなと。
ドド君はつつくの採用に踏み切るべきでした。ダイジェットの異常なまでのポテンシャルは想像以上で、たとえそれがつつくだとしても十分価値があると痛感しました。
他の4匹に比べて選出がやや消極的になってしまい、2匹には申し訳なかったです。
さて、次回はいよいよ対戦結果と全体使用率のレポートです。ノンケの環境考察は当たっていたのでしょうか、それとも・・・
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