昨年2011年1月の発足から約1年半、フェアな言論空間の構築を目指して、公平な記者会見の開催、政府や議会への申し入れ等を行ってきた非営利団体は、これで新しいフェーズに入ることになる。
今回の変更にともなって、代表である私の肩書も「理事長」に変更される。だが、もちろん、それが今回の公益法人化の目的ではない。
自由報道協会にとって、いや日本の言論界にとって公益法人化の意味は小さくない。
それは、多様な価値観を認め、フェアな言論空間を創るためには極めて重要なステップとなる。換言すれば、長年、記者クラブというカルテルがもたらしてきた、公的な情報が国民に正しく届かないという不健全な状態からの脱却の時期がやってきたことに他ならない。
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