オバマ米大統領が会見を開き、噂されているシリアでの化学兵器の使用につい
て、何らかの声明を発表する見込みだ(日本時間:9月1日午前3時)。
CNNによれば、現在バイデン副大統領、ケリー国務長官らがホワイトハウスに
参集し、協議を続けている模様だ。
8月30日、ケリー長官は、アサド政権が化学兵器を使用し、子供426人を含む少
なくとも1429人を殺害したと断定している。
さらに長官は、化学兵器使用に関しては、米国の安全保障と信頼、そして国益
に関わる問題だとして、米国が何らかの行動を起こすことを表明している。
果たして、本当にシリアは化学兵器を使ったのか?
と書いたところで、ホワイトハウス前にオバマ米大統領がバイデン副大統領を
伴って現れ、「シリアへの軍事介入を行なう」と宣言した。
オバマ米大統領は、9月9日までには議会を緊急召集し、承認を求める方向だ
という。ただし、仮に議会の承認が得られなくとも、大統領権限で軍事介入は
可能だと付け加えた。
「米国は、ダマスカスで起きている悲劇から目を背けるわけにはいかない」
とオバマ大統領。
これによって、米国のシリアへの軍事介入は確定的になった。
(ここまではDAILY NO BORDERに寄稿したもので、以下がメルマガオリジナル
である)
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