スピンコントロールがようやく日本でも認識されたようだ。
保守系サイトのDAPPIと自民党の間に恒常的な取引があるとして、東京新聞などが批判的に取り上げている。きっかけは立憲民主党の小西ひろゆき氏の起こした裁判だ。
ネットなどで誹謗中傷を受け続けてきた小西氏が、司法制度を使って業者を特定したところ、長年、自民党とその所属議員などと取引のある法人が「DAPPI」の運営会社として浮かび上がったという。
政治的に操作して、自党や自勢力に優位な情報を作り、作為的に流す行為を「スピン」という。さらに、その質を高めて、敵陣をネガティブに攻撃することを加味するのを「スピンコントール」、そのディレクター(指揮者)を「スピンドクター」という。
20年前、スピンという言葉を日本に輸入した際、マスメディアの記者たちのほとんどが、「スピン」を知らなかった。いやそれどころか、理解できなかったのだ。
米国ではジャーナリズムにおい
スピンコントロールの時代が到来(1)(2)
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