中国政府の発表する統計がデタラメ極まることにはいまさら驚かないが、10月19日、国家統計局によって発表された7~9月期のGDPを〈なんという芸術的な値だろうか〉と皮肉るのは『週刊現代』(11/7)。
「中国のGDP『本当はマイナス3%』だった」。
「芸術的」とはどういうことか。
〈7%成長は、習近平国家主席が公言している国家目標。しかし(中略)7%という数字を出せば、世界中の市場関係者から「嘘つき」と非難を浴びてしまう。かといって、7%を大きく下回る数字を算出すれば、習主席の逆鱗に触れて自分のクビが危ない。こんな葛藤から、6・9%--〉
『週刊ポスト』(11・8)も全く同じテーマで競合。
「白髪三千丈の中国粉飾GDP そして始まる『世界市場のチャイナ・シンドローム』」。
英国の調査会社ファゾム・コンサルティングの試算では中国の今年4~6月期の成長率は3・2%だという。
〈同社は15年の成長率は2・8%、16年はわずか1%にとどまるという予測も出している〉
高橋洋一・嘉悦大教授が注目するのは、相手国があるために粉飾しにくい貿易統計だという。
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産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より
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