オ〇ニストによる音楽批評

Anopheli/The Ache Of Want

2016/01/12 22:08 投稿

  • タグ:
  • ハードコア
  • クラシカル
  • ポストメタル
  • クラスト



1. Awoken
2. Acts Of Man
3. Squanderer
4. Ruminations
5. Somnambulant
6. Trade

USカリフォルニア州アラメダ郡オークランド出身のブラッケンド/ネオクラスト/ハードコアバンドの2nd。惜しくも解散してしまったLight BearerのAlexを中心に結成された新バンドArchivistの新譜がDeafheavenを追従するかのようなエピカルな陽性メロディと激情性が入り混じる光属性のポストメタルで大変素晴らしかったのが記憶に新しいが、その中心人物Alexの活動というのはそれだけでなく、今回紹介するAnopheliという新星バンドのヴォーカルも兼任してたりします。案の定、前身バンドであるLight BearerやFall Of Efrafaに近い音像と言えばそれまでなのですが、Archivistがブラックゲイズ然としていたのに対して、コチラは要所で程々に静寂パートを取り入れながらもあくまでネオクラストに徹した慟哭極まる激情を撒き散らしながら爆走するスタイルで、前身バンドのハードコアらしい面に惚れていた層にとっては打ってつけのバンドと言えます。特筆する点としてはNicoleによるチェロの伴奏が前面に取り入れられていることで、その哀愁漂うメランコリーな音色が激情疾走に彩りを与えて優雅な聴き心地もたらしてくれます。特に、ゆったりとしたチェロの伴奏をメインとしたクラシカルパート~慟哭スタイルの疾走パートへと移り変わって一気にブチ上げてくる1. Awokenを始め、ポストメタラーらしいスラッジーなスロウパートを中心とした2. Acts Of Man、クラストハードコア直系の疾走に次ぐ疾走が熱量を生み、儚いメランコリーにふと心奪われる最終曲6. Tradeなど好き者のツボを突くような楽曲が並びます。それと同時にArchivistの記事でも書いたようにAlexの制作意欲は留まる事を知らないくらいに満ち溢れているようですね。引き続き応援したいところだが、今までのように突然解散だけはホント勘弁ね。といったかんじで、Alex関連のバンドや哀愁性の高いハードコアがお好きなら是非オススメしたい良作です。ちなみに現在BandcampではNYP公開されているので今のうちにどうぞ。

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