オ〇ニストによる音楽批評

Enau/Arctic Lights

2015/07/10 10:53 投稿

  • タグ:
  • ポストロック
  • アンビエント



1. Few Drops of Silence
2. Avalanche
3. Arctic Lights
4. Glacier's Path
5. Miyake Shores
6. MWY
7. Leaving Ease
8. Islands
9. Symmetry of Motion
10. Elegy

ベラルーシ共和国の首都ミンスク出身のポストロックバンドの2nd。東ヨーロッパに位置するベラルーシから出てきた2012年結成の若手バンドであります。きっかけはリンク先のあっきー氏がオススメしていたことから気になって聴いてみたところ、辺境地出身とは思えない良質なポストロック作品でありましたのでウチでも軽く取り上げようかなと。彼らの音楽性はGod Is An Astronautのようなシリアスで深みのある残響とHammockが得意とするアンビエンスで柔らかな音使いによる繊細さを併せ持ったもので、聴き手に何かしら訴えかけるようなメッセージ性を感じさせます。中でも聴き所は、幻想的な美意識が極めて高く、後半に掛けての轟音の波が美し過ぎる3. Arctic Lights、静から動へと徐々に高まりを覚えていく6. MWY、EFやAnathemaのようなエピカルで希望に満ちた光のシャワーが降り注ぐ9. Symmetry of Motionあたり。スケール感の大きい2. Avalancheやひんやりとした清涼感が味の7. Leaving Easeも中々。この手の大御所バンドのような圧倒的な壮大さや熱量のある轟音があるわけではなく、即効性や決め手に掛ける部分は気になりますが、美麗系ポストロック特有の澄み切ったピュアな旋律は一聴の価値ありです。

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