オ〇ニストによる音楽批評

Bell Witch/Four Phantoms

2015/06/17 23:37 投稿

  • タグ:
  • フューネラルドゥーム
  • ドローン



1. Suffocation, A Burial: I - Awoken (Breathing Teeth)
2. Judgement, In Fire: I - Garden (Of Blooming Ash)
3. Suffocation, A Drowning: II - Sonmiloquy (The Distance Forever)
4. Judgement, In Air: II - Felled (In Howling Wind)

USはワシントン州シアトル出身のドローン/フューネラルドゥームメタルバンドの2nd。2010年にDylan Desmond(ba/vo)とAdrian Guerra(dr/vo)によって結成されたバンドで、たまたまPitchfolkのメタルベストこと「Show No Mercy」にて選出されていたことで知って、何となく聴いてみた1st「Longing」では漆黒に染まった埋葬ドローンはかなりの本格派でありながらほんのりとオーガニックな感触やアトモス系特有の浮遊感を持った作品でした。そのデビュー作同様Profound Lore Recordsからリリースされた2nd「Four Phantoms」でも埋葬ドゥームスタイルは貫きつつも更に暗黒性を強化し、徹底した重と静を意識したつくりとなっている。プロデューサー兼エンジニアにはAgallochの最新作を手掛けたことも記憶に新しいBilly Andersonを招集。で、タイトルを見て頂ければ分かる通り、本作では22分台の「Suffocation」と10分台の「Judgement」といったかんじに曲の尺がきっちり分かれていて(両方長い)、徹底した重と静に至る部分までかなり極端。その圧殺スラッジパートではひたすらに引きずるようなリフと喚きや悲鳴のようなグロウルを披露し光の差し込む隙を与えません。それに対して静パートではEarthを彷彿とさせる詠唱にも近い朗々としたクリーンヴォーカルとサイケ/ドローン的な暗黒/呪術性を備えた怪しさを秘めたもので、その差が幾分激しいことで余計にメリハリが付いているような気がします。でもその中にあってメロウさや叙情性が沁み込んでいるのがまたいい。とか言ってみても来週あたり来日を果たすPallbearerあたりが聴けるくらいじゃちとキツいかもしれません。てなかんじでProfound Lore産埋葬ドゥームって時点で察しなんですが、とにかく暗い音楽が好きならがっつり浸れるんじゃないでしょうか。


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