オ〇ニストによる音楽批評

Vallenfyre/Splinters

2015/03/14 00:20 投稿

  • タグ:
  • デスメタル
  • ドゥームメタル
  • ハードコア
  • クラスト



1. Scabs
2. Bereft
3. Instinct Slaughter
4. Odious Bliss
5. Savages Arise
6. Aghast
7. The Wolves Of Sin
8. Cattle
9. Dragged To Gehenna
10. Thirst For Extinction
11. Splinters

UK北部ウェストヨークシャー州ハリファクスで結成されたデスドゥームメタルバンドの2nd。メタル界のスーパーバンドと言えば、当ブロマガではBloodbathやKiller Be Killedなんかを紹介してきましたが、2010年に結成されたVallenfyreというバンドも中々の面子が勢揃いしている。Paradise LostのGregor Mackintoshを始め、My Dying BrideのHamish Hamilton Glencross、PL/At The Gates/Cradle Of Filthなど様々に請け負うドラマーAdrian ErlandssonなどUKゴシック界隈の連中が集結しているが演っているのはオールドなデス/ドゥームメタル×クラストハードコアな音像で、そこまでの派手さはないが実に硬派でカッコいいのである。ちなみにSouthern Lord所属のハードコアバンドのような迫りくるような重圧感はKurt Ballouプロデュースのお陰でしょうね。

不穏な暗黒イントロを挟んで重圧感のあるクラスト/ハードコア疾走へと雪崩込んでいく1. Scabsからハードコア直系の突進力とデスメタリックな攻撃性が汚く混ざり合って実に殺伐としていていいかんじ。続く2. Bereftでは破滅系デスドゥームを壮絶かつドロッドロに展開、Draconianみたく退廃的な暗黒美も兼ね備えているあたり所属している各バンド群での経験が生かされていることが確認出来る。そこからは再びハードコア/デスメタル路線へと回帰し、ツタツタと闇雲に爆走する短曲3. Instinct Slaughter、デス要素あるConvergeと言った具合のノイジーでクラスティな疾走がキマっている5. Savages Arise、圧殺系スラッジが如くずっしりとひり出していく6. Aghast、ファストでブルータリティに溢れた黒々としたクラストハードコアな8. Cattle、そしてメロディなんて知ったこっちゃない緊張感で張り詰めたじめっとしたデスドゥームナンバー11. Splintersまで希望の光など一切差し込まない殺伐とした空気が包み込む圧殺ブラッケンハードコアは聴く者を暗黒面へと落としていく。聴く前は単なるオールドスクールデスだと思い込んでいたので、このハードコア/クラストさには少々驚きました。しかしハードコア譲りの生々しくザラついた音質や地を這うような圧殺ドゥームも上手く世界観にマッチしていて非常にカッコいい。ベテランが集結したこともあって作品を通しての安定感も抜群です。てなかんじでデスメタルの素養を持ったハードコアと言った内容はどちらのリスナーにもオススメ出来る良内容です。

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