オ〇ニストによる音楽批評

Jakob/Sines

2015/03/19 18:10 投稿

  • タグ:
  • ポストロック
  • アンビエント



1. Blind Them With Science
2. Emergent
3. Magna Carta
4. Harmonia
5. Resolve
6. Darkness
7. Sines

ニュージーランド北東ホークス・ベイ地方ネーピア出身のポストロックバンドの4th。1998年結成の3ピース/ポストロックバンドで、界隈のトップに位置するMogwaiからの影響を感じさせる静→動な展開を得意とします。本作は彼らの代表作となった「Solace」から約8年ぶりとなる新作で、本来のスタンダードなポストロックを基本としたベテランらしい洗練された音を聴かせてくれる。PVにもなっている1. Blind Them With Scienceからたゆたうような静パートを抜けて轟音をかき鳴らす云わばポストロックのテンプレみたくかなり真っ当に展開していき、切ないメロウさや壮麗な音が織り成す旋律にうっとりする2. EmergentやRussian Circleらしい張り詰めた緊張感やメタル然とした轟音美をかき鳴らす4. Harmoniaなど実に安定した楽曲が並ぶ一方で、特別盛り上がりを見せることなくラストまで進行。その流れからして地味感を感じざるを得ないし、前作「Solace」と比べると轟音感が薄く余計に物足りなさを感じたのも事実ですが、その地味さ加減が彼ららしいとも言えるし、ポストロックってジャンル自体空間意識や展開/雰囲気モノに徹してナンボな部分あるので変に盛り上がりを期待したら負けだよなって結論に至ったわけ。そんなわけで即効性を求めるとアレですが、じっくりと静寂に浸るには打ってつけの好作品です。



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