オ〇ニストによる音楽批評

Moanaa/Descent

2014/11/26 02:44 投稿

  • タグ:
  • アトモススラッジ
  • ポストロック
  • ポストメタル
  • アンビエント



1. Sunset Growing Old
2. Repulsive
3. Lit
4. Zero
5. Lost in the Noise
6. Ion...
7. ...Mills
8. Away

ポーランド中南部シロンスク県ビェルスコ=ビャワ出身のポストメタル/アトモスフェリックスラッジメタルバンドの1st。デビューEPは聴いていないので本作で初めて触れることになったバンドなのだけれど、重圧感のあるスラッジネスと美麗系ポストロックの融合に加えて同郷の先輩格に当たるBlindeadにも通ずる孤独感/薄暗さを感じる私好みの音楽性でかなりツボだったので紹介。

侘しさ/孤独感を感じさせるジャラジャラと弾き語るアコギによるイントロから哀メロによるポストロック的空間を演出、中盤以降はエピカルな轟音パートも挟みながらもポストメタル勢お得意の「静/動」展開にて締めくくる1. Sunset Growing Oldから新人とは思えないポテンシャルの高さを見せつける。なんとなくベルギーのGrown Belowを彷彿とさせる曲。気品ある荘厳な雰囲気を漂わせ、ひたすらスラッジーに轟音をかき鳴らす2. Repulsive、内向的かつダークな轟音×アトモスフェリックな美しい静寂からはCult Of Lunaをイメージさせられる3. Lit、トレモロリフによるエピカルなメロディを垂れ流し壮大なスケール感でお送りする4. Zero、メロドゥームくらい充実した美メロを武器にポスト/プログレッシブな展開が素晴らしい5. Lost in the Noise、奥行きを感じさせる幽玄な静サウンドにより極悪極まりないスラッジパートが更に際立っている7. ...Millsなど「静/動」展開をフルに生かしたポストメタル曲満載の作品です。スラッジ轟音も然る事ながら、アトモスフェリックな空間作りを大々的に取り入れてアンビエント/ポストロック直系の美しい展開を描き出す。それだけに聴き所は静寂/クリーンパートを中心になってきます。メロディアスでエピカルなフレーズもお決まりのように放ってくるのでオイシイですね。そしてポーランド出身だけに地域特有の薄暗さが楽曲の深みを高めているのもポイントだったりする。ということで未だレーベルと未契約など知名度はかなり低そうなかんじですが、上記に挙げたバンド群に負けず劣らずのクオリティを見せつけてくれたので、今後伸びるんじゃないかなって期待しちゃいますね。ベスト候補。

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