オ〇ニストによる音楽批評

Piana/Muse

2014/08/22 20:16 投稿

  • タグ:
  • エレクトロニカ
  • ノイズ
  • ポストロック
  • ドリームポップ
  • 邦楽



1. I Think...
2. Imaginary Window
3. In Silence
4. Nostalgia
5. Ruins
6. 7 years
7. Phosphorescence
8. Borderless
9. Tohanabi

日本は岩手県盛岡出身のドリームポップ/エレクトロニカ系SSWの4th。7年ぶりの新作になるのだそう。彼女の作品はこれが聴くの初めて(あっきーさんとこのブログが取り上げてて気になったので購入)で、北欧エレクトロニカからの影響を受けたドリーミングな癒しサウンドだと聞いていたので聴く前から期待していました。それでざっと聴いてみたかんじ、今書いたとおりの温もりを感じる癒しトロニカで、MatryoshkaやFilmsあたりが好きな私にとってやはり惹かれるものがあったのでご紹介です。ちなみに一曲目以外は日本語歌詞が中心となっています。

優しくて柔らかい静寂にピアノが溶け込み、しっとりとそしてアンニュイに歌い上げていく1. I Think...、ニカ要素を散りばめ、清らかで解放感のある展開を見せる2. Imaginary Window、壮麗なストリングスが美しい旋律を奏でて、サビで力強く感情的に歌い上げる、そして中盤以降、ポストロック的なスケール感のある流れでゆっくりと高まっていく3. In Silence、何となく憂いを帯びた世界観やKalafinaや同人シンフォ/ゴシック連中に通ずる童謡っぽさも魅力的。ノイズや力強いビート感がアルバムの中で異彩を放つ5. Ruins、優しい静寂の中にしっとりと透き通った彼女の歌声が溶けていく6. 7 years、ジャラジャラと弾き語るアコギイントロ~ロック然としたエモ―ショナルな歌唱を見せてハッとさせられる7. Phosphorescence、インダス/ニカ的な力強いビート冴えわたる実にクールな仕上がりの8. Borderless、民謡メロディを散りばめた癒しナンバー9. Tohanabiなど優しい電子音を中心とした歌モノ作品なのですが、ロックアレンジやノイズ、力強いビート感なども取り入れたことから癒し一辺倒でない多彩な作品に仕上がっています。

前半は美しいストリングスを擁したしっとり優しくアンニュイ路線を貫いているんですが、ニカ/ノイズ要素やロック然とした激しさが増すのは後半からといったかんじ。温もりに満ちたドリーミングな音響ニカにポストロック的な展開が加わりゆっくりと高まっていきます。癒し的な要素だけでなく前向きな歌詞も印象的。とは言え、全体的に緩やかな流れが中心となっているのも事実で、曲によってはウトウトとして印象に残りにくい曲もあったりはしたかな。てなわけで夢中夢のハチスノイトさんがやってるMagdalaやMatryoshka、Filmsあたりの癒しニカ/民謡メロを得意とするようなアーティストが好きならオススメします。

[おしらせ]
今回のレビューから結構前から考えてた作品に対してのレートを撤廃します。どのくらい気に入ってるのかは文章や曲の赤塗りつぶしにて判断してください。あと各曲のそれっぽい説明も全曲やってたらダルい&文章が似通ってくると思うので、気に入った曲中心に書いていくことにします。過去の作品のレートも時間のあるときに徐々に消す予定なのであしからず。



コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事