オ〇ニストによる音楽批評

Young And In The Way/When Life Comes To Death

2014/10/04 04:12 投稿

  • タグ:
  • ブラックメタル
  • クラスト
  • ハードコア



1. Betrayed by Ligh
2. Fuck This Life
3. Be My Blood
4. Self Inflicted
5. Loved and Unwanted
6. We Are Nothing
7. Final Dose
8. Weep in My Dust
9. Take My Hand
10. Shadow of Murder
11. Embrace Extinction

USはノースカロライナ州シャーロット出身のクラスト/ポストハードコア/ブラックメタルバンドの2nd。初めて聴くバンドで、うちのリスナーでハードコア界隈にすこぶる詳しいみ○もさんから(神秘性のため一部伏字)に教えて頂きました。DeafheavenやTouché Amoréなど良質なハードコアバンドがいるDeathwish所属のバンドと知って即買いしたわけなんだけど、内容の方もこのやたらイカついアートワークのようなドス黒さを放つ重圧感のあるクラストハ―コーでカッコ良かったので紹介します。

しゃがれた咆哮から始まり、ブラックメタルらしいザラついた音質とドゥーミーな重みを持った重苦しいブラッケンハードコアで幕を開ける1. Betrayed by Ligh、ドス黒さが増したConvergeのようなサウンドでブラッケンな疾走パートのキレも素晴らしいのだが、「Fuck This Life」を連呼ときたもんだからタイトルが音もマッチし過ぎじゃないかとなる2. Fuck This Life、前曲の流れを引き継いで荒々しくクソやかましいクラストを鳴らす3. Be My Blood、重鎮Asphyxのような重機ですり潰すような激重さにブラッケンハ―コーらしい爆走感が合わさった4. Self Inflictedもやたらとドカドカしてて純粋にカッコいい。それでこの曲のラスト約一分のところで途端に不穏な静寂パートに移るんだけどこの異様な不気味さは惜しくも解散してしまったAltar Of Plaguesのエビ剃りエクストリームなアレに通ずるところがあってツボる。ブラックというよりはスラッジに近い重苦しさでもってドロドロ進む6. We Are Nothing、閃光の如く疾走し、徐々に重み成分が増してどっしりとしたサウンドに変化する7. Final Dose、デスロールのようなノリの良さでリズミカルに聴ける8. Weep in My Dust、ドゥーム/スラッジばりの重圧に挟まれてVattnet Viskarライクな空虚感漂う静寂パートが配置された9. Take My Hand、ジャラジャラと爪弾かれるアコギがフューチャーされた静寂オンリーの楽曲ながら美しさの中にある虚無感や陰鬱さに襲われるかんじがNadjaみたいで素晴らしい10. Shadow of Murder、宗教クサいクワイアからやや粗い感じはするものの緩急を付けて激情系ポストブラックのように展開する10分近い大曲11. Embrace Extinctionなど疾走クラスト/D-Beatsから重圧感のあるスラッジメタルまで網羅したハイブリッドな作品でかなり気に入りました。

ハードコア×ブラック(スラッジ)なんかはAll Pigs Must DieやThis Gift Is A Curseを聴いているのでそこまでの驚きはなかったのですが、突如ハッとさせられた静寂パートやアコギの導入により、単にエグいハードコアってわけではなくポスト系に通ずるような聴き方も出来るあたり意外と器用なバンドなんだなと思いました。かと言って肝心のハードコアサウンドもキレッキレで気持ちいいことこの上ないね。上記で挙げたバンドみたいなブラックメタル×ハードコアみたいなハイブリッドな連中が好みならマストと言えるでしょう。ちなみに一緒に入手した1stの方は今作のような黒さや静寂パートにおける独特の不気味さはまだないものの、ハードコア特有の激情パートや初期衝動的なヤケクソ感が堪らないイカした作品だったのでそちらもオススメできます。まぁとりあえず...せーの、Fuck This Life!



コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事