オ〇ニストによる音楽批評

The Haxan Cloak/Excavation

2014/03/29 18:13 投稿

  • タグ:
  • エレクトロニカ
  • アンビエント
  • ドローン



1. Consumed
2. Excavation (Part 1)
3. Excavation (Part 2)
4. Mara
5. Miste
6. The Mirror Reflecting (Part 1)
7. The Mirror Reflecting (Part 2)
8. Dieu
9. The Drop

UKはヨークシャー出身のエレクトロニカ/ドローン/ダークアンビエントミュージシャンの2nd。現在はロンドンで活躍するプロデューサーBobby Krlicのソロ名義The Haxan Cloak。年末の聴き忘れないかな的なかんじで探してたときにピッチでやたらイイ点付いてたもんだからそれからしばらくして入手した一枚。この首吊り縄アートワークからして内容のほうも一言で言うなら暗い。それもかなり暗いというかホラー的な不気味さが凄い。そんなホラーゲームのサントラ的な聴き方も出来る濃厚なダークアンビエントをここに紹介。

まるで地下で何かが蠢いているような不気味なアンビエントがひたすら続き不安感を煽られる2. Excavation (Part 1)、チリチリとしたノイズを散りばめたインダスをベースに宗教染みたパートだったりが合わさり実に趣味の悪い空間を作り出している3. Excavation (Part 2)、よりマーシャルインダス的な荘厳さに圧迫される4. Mara、初っ端、アッ♡でビックリさせられるんだが、そこからはSunn0)))のようなドローンやノイズがごった煮になった気持ち悪い流れになる5. Miste、わずかに揺らぎのあるだけのアンビエントで無限の暗黒空間という宇宙を彷徨っているかのような6. The Mirror Reflecting (Part 1)、暗黒の中に歪んだサイレン音などが入り込み、幻想的な空間を作り出すことにより暫しの安息が約束された7. The Mirror Reflecting (Part 2)、ファミコン的なピコピコなどの電子音が印象的な8. Dieu、まるでこれが理想なんだ!と言ってるかのような幻想的な広がりを見せる安らぎサウンドから一転、やっぱりこれが現実か...丁度6分超えたあたりから再び不安感を煽るような暗黒世界へとズブズブと沈んでいく9. The Dropとダークアンビエントでも無駄に構成が練られている分一際気味の悪い一枚でした。

これは何と言うか単に聴くというのではなく、暗黒空間を疑似体験するみたいな感覚が強かった。一貫してダークな音像で、そこにノイズやらクラシカルなどで装飾することでより持ち前の不気味さをより強くしている。更にはElendのような静謐暗黒ゴシック的なパートやSunn0)))ばりのドローンでずっしりと揺らぎを入れていくことから、最早アンビエント界の埋葬ドゥームとまで言い切れちゃうほどで、下手なプリブラとか聴いてるよりよっぽどパンチがあります。ダークな音像の間に僅かながらも明かりが灯っているのが唯一の救い。ということで先日紹介したそびえ立つ東欧の団地ことThe Strangerなどでお馴染みModern Loveプレゼンツ的な暗黒ダブやTim Heckerの最新作みたいなダークアンビエントに近い音響ニカが気に入ったならこちらもイケるでしょう。暗黒ドローンニカ作品。



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