オ〇ニストによる音楽批評

So Hideous/Last Poem/First Light

2014/01/15 16:51 投稿

コメント:2

  • タグ:
  • ポストブラック
  • ハードコア
  • ポストロック



1. Rising
2. Stabat Mater
3. My Light
4. Rhapsody
5. Last Poem
6. Glory

USはNY出身のポストブラックメタルバンドの1st。So Hideous, My Love...からMy Love...だけ抜いて改名してからの作品となります。Pest ProductionsからリリースされたEPがポストブラック好きの間で少し話題になった気がします。去年Deafheaven旋風が巻き起きてからよりポストブラック界隈に目を向けられたSo Hideousの音楽性というのは分かりやすい話、今話題に出したDeafheavenを更にスケールアップさせたようなかんじ。ドゥーミーなイントロからすかさずメロウなトレモロリフで激情を吐き出しながらエクストリームに爆走する1. Rising、からラスト二分のアンビエント調の流れを引き継ぎ、静謐系ゴシックっぽい始まりから徐々に壮大なポストロックへと変化。そして感情を爆発させたかのようにDeafheavenの黒い部分を抽出したような濃いポストブラックで聴き手を圧倒する2. Stabat Mater、そして前曲同様に物悲しいピアノを擁した静寂パートで閉める。3. My Lightでは初っ端からドストレートなハードコア型ポストブラックやってのけている。ここから後半が更に胸トキメキ涙頂戴な素晴らしい流れとなっていて胸を締め付けられるようなピュアなトレモロや感情をこれでもかとブチまけ壮大に展開していく4. Rhapsody、やんわりとしたMonoに近い癒しのポストロック的流れからメランコリック過ぎるだろwwな壮大な曲で、後半に流れるに至り更にドでかく展開していく様は正にDeafheavenのThe Pecan Treeばりの多幸感に包まれ幸せの絶頂真っ盛りという流れの5. Last Poem、神秘的な雰囲気を放つ神々しいオーラを持った甘美なポストブラックにもう感情が高ぶらないわけがない。などとポストブラ厨的なベタ褒め曲解説となりましたが、それも納得の素晴らしいデビュー作となっております。Deafheavenの聴きどころだけを上手く抽出した濃密過ぎるポストブラックで初っ端からクライマックス涙頂戴展開で素晴らしいのなんのって。国産のHeaven in Her ArmsやEnvyのような激情ハードコアの精神を持った泣けるポストブラックとも解釈出来るためポストブラ界隈以外にも地味にアピール出来ている点もやりますね。アルバム全体で捨て曲も無く、特に4~6の流れは本家に並ぶほどの凄みを感じた。ということで去年のポストブラック界隈では聴き逃し厳禁な傑作でございます。



コメント

ahexe
No.3 (2014/12/25 16:43)
To Clasp a Fallen Wish with Broken Fingersはお聴きになられました?
So Hideous (この頃はSo Hideous, my Love名義)はこちらも必聴だと思います
タツヤ (著者)
No.4 (2014/12/25 17:15)
>>3
コメントありがとうございます。
My Love名義だった頃の作品もチェックしていますよ。EP作品だけに曲数が少なめなのが残念ですが、本作に繋がる架け橋としては申し分ない出来だったと思います。特に3.4.の流れは堪らないですね。
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